特許
J-GLOBAL ID:200903022445773980

伝送路特性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321632
公開番号(公開出願番号):特開平8-163010
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】閉回路を形成しなくとも被測定物の伝送特性の測定が可能で、しかも、高精度で多数のチャンネルにも対応でき、効率よく測定できる伝送路特性測定装置を提供する。【構成】第1あるいは第2の送信周波数fA ,fB を使い分けることにより送信装置1と受信装置2との同期を取り、送信装置1は局部発振部13を有し、この局部発振部13により測定信号の周波数を段階的に変化させ、送信装置1から送出される測定信号の周波数に応じて、受信装置2の局部発振部27の周波数を変化させて、単一の周波数の信号のみ扱うことにより複数のチャンネルに対応するとともに高精度の測定が可能な伝送路特性測定装置とした。
請求項(抜粋):
第1または第2の送信周波数を選択するタイミング発生部と、この第1または第2の送信周波数によってFM変調をかけ所定の周波数の搬送波を発生するFM変調部と、所定の周波数ステップで段階的に発振周波数を変化させる局部発振部と、前記所定の周波数の搬送波と前記局部発振部から供給される帯域設定信号とを混合して測定信号を合成する混合部と、これらの動作を制御する制御部と、この制御部に接続され情報の入出力を行うための表示部と入力部とを有し、第1の送信周波数により被測定物の周波数帯域幅に合わせて、制御部よりの指示により局部発振部の発振周波数を変化させ、測定信号を送出し、その際に前記第2の送信周波数を用いて受信装置との同期を取る送信装置と、制御部からの指示により前記搬送波の周波数成分と前記帯域設定信号に相当する周波数成分との差に相当する周波数を段階的に発振する局部発振部と、受信した測定信号と局部発振部からの信号を混合して所定の周波数の被測定信号を発する混合部と、得られた被測定信号から振幅データを抽出する振幅データ抽出部と、混合部からの信号をFM検波して第1または第2の送信周波数成分を抽出するFM検波部と、得られた第1の送信周波数成分から位相データを抽出する位相データ抽出部と、得られた第2の送信周波数成分から被測定信号の受信のためのタイミング信号を発生するタイミング発生部と、これらを制御するとともに前記振幅データ、位相データ等の測定データを受け取る制御部と、この制御部に接続され情報の入出力を行うための表示部と入力部と、外部の分析用コンピュータと制御部とを接続するための通信手段とを有し、送信装置から送出された第2の送信周波数を受信することにより測定信号の受信タイミングの同期を取り、測定信号の周波数に応じて局部発振部の発振周波数を変化させることにより被測定信号の周波数を一定に保持し、得られた振幅データ、位相データ等の測定データを通信手段を介して分析用コンピュータに送出する受信装置とから構成されることを特徴とする伝送路特性測定装置。
IPC (2件):
H04B 3/46 ,  G01R 27/28

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