特許
J-GLOBAL ID:200903022452596295

SOFC用ガスシール方法及び構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-153418
公開番号(公開出願番号):特開2007-323984
出願日: 2006年06月01日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】長時間にわたって電気的接続とガスのシールの両方を同時に良好に実現するために、ガスシール部分がセルなどの部品の寸法の減少に伴って変形し且つシール性を保ち続けることが必要である。【解決手段】セルスタックを800°C以上の高温環境で長時間動作させたときにセルや集電体の寸法が減少しても、これらの部品の寸法減少に伴って生じる力に伴い噛み潰し用薄板21が徐々に変形する。そして、噛み合わせ部19,20間のギャップがセルや集電体の寸法減少に対応して減少し、セルの電極部分とインターコネクタとの電気的接続が保持される。また、この変形過程において常に噛み合わせ部19,20と噛み潰し用薄板21が接触し続けることでガスシール性も同時に保つことができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
固体電解質の両面にそれぞれ空気極と燃料極を配置してなる複数の平板型セルのそれぞれがインターコネクタによって挟まれて積層されたセルスタックと、前記セルの積層方向に延在し、前記各セルの空気極と燃料極に対して空気と燃料ガスのそれぞれを給排気するための流路部と、を有する固体電解質型燃料電池の、前記流路部における部品どうしの接合面をシールするガスシール方法であって、 接合する一方の部品の接合面に開口する流路穴の周囲に、凸部を形成し、他方の部品の接合面における流路穴の周囲に、その凸部と噛み合せられる凹部を形成するか、あるいは、両方の部品のそれぞれ接合面における流路穴の周囲に、凸部と凹部の両方を両部品の接合時に噛み合せられるように形成しておき、さらに、互いに噛み合せる凹部と凸部の間に、変形可能な薄板を挟んでおくことを特徴とするガスシール方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/02 S ,  H01M8/02 R ,  H01M8/12
Fターム (3件):
5H026AA06 ,  5H026EE02 ,  5H026EE11
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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