特許
J-GLOBAL ID:200903022456036880

非金属有機触媒組成物を使用する基質の化学変換

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-553249
公開番号(公開出願番号):特表2003-520261
出願日: 2001年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月02日
要約:
【要約】本発明は、代表的にπ結合またはその等価物(例えば、シクロプロピル部分のような、π結合型の反応性を有するσ結合)を有する官能基を含む第一の反応物と、第二の反応物との、2つの触媒前駆体(第一の前駆体は、15族または16族のヘテロ原子を含む非金属活性化物質からなり、そして第二の前駆体は、酸(例えば、無機酸、有機酸、ルイス酸、これらの組み合わせなど)からなる)を含む触媒組成物の存在下での反応を包含する。あるいは、この触媒組成物は、ヘテロ原子含有活性化物質と酸との塩からなり得る。
請求項(抜粋):
第2の反応体との反応によってα,β-不飽和カルボニル化合物を変換するためのプロセスであって、該プロセスは、以下: 該α,β-不飽和カルボニル化合物の最低空軌道(LUMO)のエネルギーレベルを下げるのに有効な触媒組成物の存在下で、該α,β-不飽和カルボニル化合物と該第2の反応体とを反応させる工程であって、該触媒組成物は、第2級アミン、ならびに無機Bronsted酸、カルボン酸およびそれらの混合物からなる群から選択される酸を含み、ここで、該α,β-不飽和カルボニル化合物は、以下の式(II)の構造を有し:【化1】ここで、 R1は、ヒドリド、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有ヒドロカルビル、置換ヘテロ原子含有ヒドロカルビル、またはシリルであり、そして、 R2、R3およびR4は、独立して、ヒドリド、ヒドロキシル、スルフヒドリル、アミノ、置換アミノ、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、ヘテロ原子含有ヒドロカルビル、置換ヘテロ原子含有ヒドロカルビル、シリルおよびホスフィノからなる群から選択されるか、あるいは、 R1、R2、R3およびR4のうち2つ以上は、一緒になって、環構造であり、ここで、該第2の反応体は、該触媒組成物の存在下で、該化合物の低下したLUMOによって該α,β-不飽和カルボニル化合物と反応し得、 ただし、該ヘテロ原子が窒素原子である場合、ヘテロ原子含有活性化物質は、第1級アミンまたは第2級アミンである、工程、を包含する、プロセス。
IPC (10件):
C07C 45/69 ,  C07C 47/42 ,  C07C 47/445 ,  C07C 67/293 ,  C07C 69/145 ,  C07D233/32 ,  C07D301/14 ,  C07D307/46 ,  C07D493/08 ,  C07B 61/00 300
FI (10件):
C07C 45/69 ,  C07C 47/42 ,  C07C 47/445 ,  C07C 67/293 ,  C07C 69/145 ,  C07D233/32 ,  C07D301/14 ,  C07D307/46 ,  C07D493/08 A ,  C07B 61/00 300
Fターム (27件):
4C037HA18 ,  4C071AA03 ,  4C071AA07 ,  4C071BB01 ,  4C071BB05 ,  4C071CC11 ,  4C071DD08 ,  4C071EE05 ,  4C071FF15 ,  4C071GG01 ,  4C071GG03 ,  4C071JJ01 ,  4C071KK01 ,  4C071LL01 ,  4C071LL07 ,  4H006AA02 ,  4H006AC21 ,  4H006AC28 ,  4H006BA50 ,  4H006BA51 ,  4H006BA66 ,  4H006BJ20 ,  4H006BQ20 ,  4H006KA30 ,  4H039CA40 ,  4H039CA42 ,  4H039CH40

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