特許
J-GLOBAL ID:200903022462802799

におい測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-174035
公開番号(公開出願番号):特開平11-352088
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 においセンサがガス濃度に対し非線形応答特性を有する場合でも、正確なにおいの識別を行う。【解決手段】 試料ガス中のにおい成分を捕集管22内の吸着剤に吸着させ、次に、該捕集管22をヒータ23により加熱しつつ窒素ガスを流し、におい成分を離脱させる。捕集管22に試料ガスを流す時間を変えることにより濃度の相違する測定ガスをにおいセンサ29a、29bに導入し、そのときの各センサの検出信号を取得する。演算処理部42は、同一試料ガスから調製される複数の濃度の測定ガスに対する複数の検出信号を用いて主成分分析演算を行い、その結果をPCAスコア上に濃度依存線として表わす。そして、複数の試料ガスに対応する濃度依存線の位置関係に応じて、そのにおいの類似性を判断する。
請求項(抜粋):
a)導入された試料ガス中のにおい成分を吸着剤に吸着して保持した後に、加熱により該におい成分を吸着剤からキャリアガス中に離脱させて測定ガスを調製するガス調製手段と、b)測定ガスを所定濃度に調製すべく、吸着時に前記ガス調製手段に流す試料ガスの総流量若しくはそれに関連したパラメータ、又は離脱時に該ガス調製手段に流すキャリアガスの総流量若しくはそれに関連したパラメータを設定する濃度制御手段と、c)所定濃度に調製された測定ガス中のにおい成分を検出する複数の検出手段と、d)同一の試料ガスから調製された複数の濃度の相違する測定ガスに対して前記複数の検出手段にて検出された出力に基づいて、該試料ガスに含まれるにおい成分を特徴付ける指標を算出する演算処理手段と、を備えることを特徴とするにおい測定装置。
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開昭11-118744
  • 特開昭11-125612
  • 特開昭11-125613
全件表示

前のページに戻る