特許
J-GLOBAL ID:200903022472039007

光記憶装置および光論理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257874
公開番号(公開出願番号):特開平5-100277
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 光信号を光ファイバ中に閉じ込めた状態でその記憶、論理演算を行うことができ、したがって、空間光を取り扱うための光軸合わせ等も不要で、外部雑音の影響も受け難く、構成が簡単な光記憶装置および光論理装置を得る。【構成】 入力される信号光のパワーがしきい値を越えたときに初めてその利得が1以上となる特性を有する光ファイバから構成される異常増幅素子Aを用い、この異常増幅素子Aに対してレーザ発振用の正帰還系Lを接続することで自己保持形の光記憶装置が構成される。また、同じ異常増幅素子Aを用い、そのしきい値を選定するとともに、正帰還がかからないようにすれば光論理装置が構成される。
請求項(抜粋):
石英系の光ファイバのコア内部またはコア外周部に希土類元素がドープされ、かつ、この希土類元素のドープ量と光ファイバの長さとの積である濃度条長積(CL)[単位:kppmm]が、前記光ファイバに対して入力される励起光のパワー(Pexin)[単位:mW]との関係において、Pexin=10(CL/22)、およびPexin=10(CL/45)の条件を満たす各曲線で囲まれる範囲内に存在するように設定されてなる異常増幅素子を有し、この異常増幅素子の前後にレーザ発振用の正帰還系が接続され、この正帰還系に対して、信号光の入射用と出射用の各光ファイバと、励起光入射用の光ファイバとがそれぞれ接続されていることを特徴とする光記憶装置。
IPC (2件):
G02F 3/00 501 ,  G02F 1/35 501

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