特許
J-GLOBAL ID:200903022477786617

内燃機関の点火制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217548
公開番号(公開出願番号):特開平5-060044
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】この発明は、機関のケッチン防止と回転を円滑に制御させる共に、ステップ回転数の精度を上げて高速回転領域の点火時期をステップ点火時期より遅角制御できるようにした内燃機関の点制御装置を提供することを目的とする。【構成】磁石式発電機11の発電コイル15の出力をコンデンサ17に充電し、サイリスタ22によって点火コイル20に点火信号が供給する。発電機11の回転に同期して負および正の一対の信号を2組発生し、その負の信号を判別する第1の信号判別回路27および正の信号を判別する第2の信号判別回路28、さらに回転に同期して割り込み制御されるマイクロコンピュータ33を設け、このマイクロコンピュータ33では回転数n1 〜n5 にそれぞれ対応してステップ信号iを発生し、またn3以上で回転数に応じた信号θを発生する。そして、このマイクロコンピュータ33の出力と判別回路27、28の出力の論理で点火時期設定する。
請求項(抜粋):
内燃機関と同軸的に回転駆動される磁石式発電機と、この発電機に同期して回転されるロータに取り付け設定され、前記発電機の正側の発電出力および負側の発電出力にそれぞれ同期したそれぞれ負および正の1対の信号からなる第1乃至第4の負および正のパルス状出力信号を発生する回転センサと、前記内燃機関の始動操作時の第1の回転数n1 の状態で、前記回転センサの第4のパルス状出力を検出する第1の点火時期設定手段と、前記第1の回転数n1 より高い第2の回転数n2 以上で、前回の点火時期に対応したパルス状出力を得る第2の点火時期設定手段と、前記第2の回転数n2 よりも高い第3の回転数n3 以上の状態で、前記第1の点火時期設定手段の第4のパルス状出力位置よりも進角した前記第3のパルス状出力を検出する第3の点火時期設定手段と、前記第3の回転数n3 を越えた第4の回転数n4 以上で、回転数によって定められたパルス状出力を発生する第4の点火時期設定手段と、前記第1乃至第4の点火時期設定手段からのパルス状出力に基づき、点火栓に点火電力を供給するスイッチ手段とを具備し、前記第2の点火時期制御手段では、回転数が上昇する状態で前記第1の点火時期設定手段の第4のパルス状出力に対応して点火時期が設定され、回転数が下降変化した状態では前記第3の点火時期設定手段で設定されたパルス状出力に対応して点火時期が設定されるようにしたことを特徴とする内燃機関の点火制御装置。
IPC (4件):
F02P 5/15 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 372 ,  F02P 3/08 302
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-023067
  • 特開昭59-023067
  • 特開昭61-016273
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