特許
J-GLOBAL ID:200903022478618190

大次元境界要素法の解析装置・方法、その解析用記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-280972
公開番号(公開出願番号):特開2001-101240
出願日: 1999年10月01日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】境界要素法の計算次元数の拡大とメガフロートの設計。【解決手段】波動場の量である要素解のφに関してφを数値的未知数とする積分方程式を作成する。積分方程式の一部の積分項の被積分関数をベッセル関数により級数展開する。級数展開された級数の未知数を級数化未知数Cnmとして、φnmと級数化未知数Cnmとから形成される未知数に関して数値的に連立(一次)方程式を作成する。連立一次方程式の未知数の係数が行列で表現された時に、φに関する行列が帯行列になる。被積分関数は波動場のグリーン関数を係数として含む。帯行列化により、次元数が大きくなれば演算量は、指数関数的に減殺され、現行のコンピュータで計算できない領域まで短時間でその計算が可能であり、2000m超のメガフロートに働く圧力を計算することができるようになる。
請求項(抜粋):
浮体が浮かぶ非粘性流体の波動場の量φと前記波動場のグリーン関数Gとにグリーンの公式を適用して、前記速度ポテンシャルφと前記グリーン関数Gを被積分関数として含んで前記φに関する積分方程式を表現する第1表現部を含み、前記浮体が当該ブロックと、前記当該ブロックに近接する近接ブロックと、その他の遠隔ブロックとからなる複数ブロックに分割され、且つ、前記複数のブロックはそれぞれに更に要素に分割されて、前記積分方程式は前記当該ブロックに対する前記遠隔ブロックからの寄与が表現され、前記寄与は前記φの関数として表現される未知係数Cnmにより表現され、更に、前記積分方程式が前記φと前記Cnmを未知数値として表現し直されて前記要素に対応する方程式から形成される離散的な連立方程式を表現する第2表現部を含み、前記連立方程式の前記φと前記Cnmに係る係数から形成される行列は、前記遠隔ブロックの遠場波動特性により帯行列化され、更に、前記帯行列から前記未知数値φを計算する計算部を含む大次元境界要素法の解析装置。
Fターム (3件):
5B046AA04 ,  5B046DA02 ,  5B046JA07
引用文献:
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