特許
J-GLOBAL ID:200903022485624995

セメント原料焼成方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309045
公開番号(公開出願番号):特開平6-157088
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【構成】 セメント原料を焼成炉21で焼成するとともに、焼成炉の排ガスによりセメント原料を予熱装置23で予熱し、排ガスの一部をバイパス装置30により系外に排出する。バイパス装置に備えられている集塵器33によりダストを捕集し、その一部を予熱装置側に回収するが、その回収量は、焼成炉に装入されるセメント原料と集塵器で捕集したダストにそれぞれ含まれる揮発成分の量に基づいて調節する。集塵器には廃棄シュート39と回収シュート40を接続しておき、その接続部には双方のシュートにダストを振り分けるための分岐ダンパ41を設ける。【効果】 バイパス装置から予熱装置側へのダストの回収量が操業条件に応じて最適に設定され、系内の化合物量を許容範囲内に維持しつつダストの廃棄量を低減させることが可能である。
請求項(抜粋):
焼成炉からの排ガスを予熱装置に導いてセメント原料を予熱するとともに、焼成炉からの排ガスの一部をバイパス装置により系外に排出しつつ、かつ、そのバイパス装置に備えられている集塵器により捕集したダストの一部を予熱装置側に戻しつつ、前記焼成炉でセメント原料を焼成するセメント原料焼成方法であって、前記焼成炉に装入されるセメント原料に含まれる揮発成分を計量するとともに、前記集塵器によって捕集したダストに含まれる揮発成分を計量し、それら計量結果に基づいて、集塵器から予熱装置側に戻すダスト量を調節することを特徴とするセメント原料焼成方法。

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