特許
J-GLOBAL ID:200903022489643790

ノルボルネン環を有する化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296556
公開番号(公開出願番号):特開平5-112474
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 副生重合物および副生成物の生成反応を有効に抑制して、ノルボルネン環を有する化合物を高い反応選択率で得ることができる製造方法を提供することにある。【構成】 ディールス・アルダー型の熱付加反応により、下記化1(R1〜R12は、水素原子または炭化水素基)で表わされるノルボルネン環を有する化合物を製造する方法であって、(ジ)シクロペンタジエン類と、特定のジエノフィル化合物とともに、特定の範囲となる割合で特定の中間体を反応系に供給することを特徴とする。【化1】
請求項(抜粋):
シクロペンタジエン類および/またはジシクロペンタジエン類と、ジエノフィル化合物とをディールス・アルダー型の熱付加反応させることにより、下記化1で表わされるノルボルネン環を有する化合物を製造する方法であって、シクロペンタジエン類および/またはジシクロペンタジエン類と、下記化2で表わされるジエノフィル化合物とともに、下記化3で表わされる化合物を、反応系に供給されるシクロペンタジエン類および/またはジシクロペンタジエン類のシクロペンタジエン換算によるモル数をa、前記ジエノフィル化合物のモル数をbとするとき、0.4(a+b)〜1.2(a+b)モルとなる割合で反応系に供給することを特徴とするノルボルネン環を有する化合物の製造方法。【化1】【化2】【化3】〔上記化1〜化3において、R1 〜R12は、それぞれ水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基であって、これらは同一またはそれぞれ異なっていてもよい。また、R9 とR10またはR11とR12は、一体化して2価の炭化水素基を形成していてもよく、更に、R9 またはR10と、R11またはR12とは互いに環を形成していてもよい。〕
IPC (2件):
C07C 13/66 ,  C07C 2/50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-154133

前のページに戻る