特許
J-GLOBAL ID:200903022491444362

連続鋳造による丸鋳片の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109812
公開番号(公開出願番号):特開平9-295113
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 Cr含有量が0.5 wt.%超えの難熱間加工性継目無鋼管用の340 mmφ以下の丸ビレット鋳片でマンネスマン穿孔にも十分に耐えることができる内質に優れたものを、安価で簡便な設備で製造する。【解決手段】 連鋳ラインで、丸ビレット鋳片の凝固末期部分に静磁場を印加し、更にこの下流でロールで軽圧下する。望ましくは、鋳型内溶鋼を電磁撹拌し、鋳片軸心の固相率fs が 0<fs ≦0.5 を満たす時期に静磁場を印加し、且つ、0.3 ≦fs <1 を満たす時期にC方向断面積減少率が 0.1〜3%の範囲内の圧下を一組または複数組のロールで加える。【効果】 難加工性の高合金鋼、特に高Cr合金鋼の無欠陥ビレットの製造が可能となり、その結果、従来と変らない製管法を用いても管内面疵がなく、付加価値の高い継目無鋼管を製造することができ、且つ製造コストも低減し得る。
請求項(抜粋):
0.5 wt.%超えのCrを含有する高Cr合金鋼を直径340 mm以下の丸形状鋳型で連続鋳造し、得られた丸ビレット鋳片の凝固末期の部分に静磁場を印加し、次いで、前記連続鋳造の下流において前記丸ビレット鋳片にロールで軽圧下を加えることを特徴とする、連続鋳造による丸鋳片の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/20 ,  B22D 27/02
FI (6件):
B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/00 G ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/10 350 U ,  B22D 11/20 C ,  B22D 27/02 W

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