特許
J-GLOBAL ID:200903022503990163

クラッチ内蔵形プーリユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310604
公開番号(公開出願番号):特開平8-166027
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 一方向クラッチを精度よく作動させることができる部品点数の少ない組立ての容易なクラッチ内蔵形のプーリユニットを提供する。【構成】 内輪1の外径面に形成した複列の軌道溝3とプーリ2の内径面に設けた複列の軌道溝5間のそれぞれに複数のボール8を組込み、各列のボール8を冠形保持器9で保持する。一対の冠形保持器9間にクラッチ用保持器11、係合子12及び弾性部材から成る一方向クラッチ10を組込み、その両側のボール8でラジアル荷重およびモーメント荷重を支持して一方向クラッチ10に荷重がかかるのを防止する。クラッチ保持器11を半径方向に2分割し、複列の軌道溝3、5のそれぞれに組込まれたボール列の一方のボール列が冠形保持器9で保持される前に、ボールを集合し、その集合ボール上に形成される空間から内部に分割保持器11a、11bを順次挿入し、その挿入後に残りの冠形保持器9を挿入してボール8を保持する。
請求項(抜粋):
内輪の外径面と、その内輪の外側に設けられたプーリの内径面それぞれに複列のラジアル軸受型の軌道溝を形成し、各列の軌道溝に沿って転動自在のボールを上記内輪とプーリ間の側方から両部材間に挿入可能な冠形保持器で保持し、一対の冠形保持器間に一方向クラッチを組込み、その一方向クラッチがクラッチ用保持器と、その保持器で保持され、前記内輪とプーリとが一方向に相対的に回転したとき内輪外径面とプーリ内径面にクラッチ係合し、他方向に相対回転したとき係合解除する係合子と、その係合子をクラッチ係合する方向に押圧する弾性部材とから成り、前記クラッチ用保持器を半径方向に2分割したクラッチ内蔵形プーリユニット。
IPC (2件):
F16D 41/06 ,  F16H 55/36

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