特許
J-GLOBAL ID:200903022506846535

高温度溶液重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150246
公開番号(公開出願番号):特開平10-338706
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 比較的高温度の溶液重合条件で、高分子量のオレフィンポリマー又はコポリマーを製造する。【解決手段】 モノシクロペンタジエニル配位子、ホスフィンイミン配位子、と少なくとも1種のユニネガチブな活性化反応性配位子を有する非架橋の4族の金属化合物を含む触媒系を使用し、80°C以上の反応温度で、オレフィンモノマーを溶液重合して、高数平均分子量のポリマーの製造を可能にした。
請求項(抜粋):
80°C〜250°Cの温度、15,000psigまでの圧力下で、エチレンと所望成分としての1種又はそれ以上の脂肪族または芳香族ヒドロカルビルC2-20モノまたはジ-オレフィンの溶液重合方法であって、式:【化1】〔式中、MはTi、ZrとHfより成る群から選ばれ;nは1または2であり;Cpは非置換であるか又は5つまでの置換基で置換されたモノシクロペンタジエニル配位子であり、該置換基は、(1)C1-10ヒドロカルビル基または一緒にして環を形成し得る2つのヒドロカルビル基(そして該ヒドロカルビル置換基またはシクロペンタジエニル基は、非置換であるか又はさらにハロゲン原子、C1-8アルキル基、C1-8 アルコキシ基、C6-10アリールまたはアリールオキシ基で置換されてもよく)、(2)アミド基(非置換であるか又は2つまでのC1-8 アルキル基で置換されている)、(3)ホスフィド基(非置換であるか又は2つまでのC1-8 アルキル基で置換されている)、(4)式-Si-(R2 ) 3 (式中、各R2 は、水素、C1-8 アルキル又はアルコキシ基、C6-10アリール又はアリールオキシ基より成る群から独立して選ばれる)で表されるシリル基、と(5)式Ge-(R2 ) 3 (式中、R2 は上で定義したものである)で表されるゲルマニル基より成る群から独立して選ばれ;各R1 は、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、(3)C1-10ヒドロカルビル基(非置換であるか又はさらにハロゲン原子、C1-8 アルキル基、C1-8 アルコキシ基、C6-10アリール又はアリールオキシ基で置換されている)、(4)式-Si-(R2 ) 3 (式中、各R2 は、水素、C1-8 アルキル又はアルコキシ基、C6-10アリール又はアリールオキシ基より成る群から独立して選ばれる)で表されるシリル基、と(5)式Ge-(R2 ) 3 (式中、R2 は上で定義したものである)で表されるゲルマニル基より成る群から独立して選ばれるか、又は2つのR1 基は一緒に2座のC1-10ヒドロカルビル基を形成してもよく(そして該ヒドロカルビル基は、非置換であるか又はさらに(1)ハロゲン原子、(2)C1-8アルキル基、(3)C1-8 アルコキシ基、(4)C6-10アリール又はアリールオキシ基、(5)式-Si-(R2 ) 3 (式中、各R2 は、水素、C1-8 アルキル又はアルコキシ基、C6-10アリール又はアリールオキシ基より成る群から独立して選ばれる)で表されるシリル基、と(6)式Ge-(R2 ) 3 (式中、R2 は上で定義したものである)で表されるゲルマニル基で置換されたものであり)、ただしR1 は個々に又は2つのR1 基が一緒になって上に定義したCp配位子を形成しないものとする;各L1 は、(1)水素原子、(2)ハロゲン原子、(3)C1-10ヒドロカルビル基、(4)C1-10アルコキシ基、と(5)C5-10アリールオキサイド基より成る群から独立して選ばれる(そして該ヒドロカルビル、アルコキシ、とアリールオキサイド基の各々は、非置換であるか又はさらにハロゲン原子、C1-8 アルキル基、C1-8 アルコキシ基、C6-10アリール又はアリールオキシ基、アミド基(非置換であるか又は2つまでのC1-8 アルキル基で置換されている)、とホスフィド基(非置換であるか又は2つまでのC1-8 アルキル基で置換されている)で置換されていてもよい)、ただしL1 は上に定義したCp基ではないものとする;〕で表される4族の金属錯体と活性化剤を含む前駆体の存在下で重合を行うことを特徴とする前記方法。
IPC (4件):
C08F 4/645 ,  C07F 17/00 ,  C08F 2/06 ,  C08F 10/00
FI (4件):
C08F 4/645 ,  C07F 17/00 ,  C08F 2/06 ,  C08F 10/00

前のページに戻る