特許
J-GLOBAL ID：200903022507949125
還流式掃除機用の延長管及びその製造方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
安田 敏雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-322840
公開番号（公開出願番号）：特開2001-137162
出願日： 1999年11月12日
公開日（公表日）： 2001年05月22日
要約：
【要約】【課題】 還流式掃除機において用いられる延長管は、外筒とこの内部に設けられる内筒とを有した二重管構造になっている。この延長管を製造するには、外筒内面と内筒外面との間の第1通路を成形させるための中子型と、内筒内の第2通路を成形させるための中子型とを用いる。しかし、これら中子型の脱型時に、内筒の周壁が引っ張られ、ちぎれる等の欠点があった。これを防止する。【解決手段】 内筒27の周壁において、その外面27bにのみ、脱型勾配を設けるものとする。従って、第1通路30を成形させるための中子型として、唯一、脱型勾配を有したものを用いる。この第1通路成形用中子型を先行して脱型し、やや遅れて第2通路成形用中子型を脱型する。このとき第1通路30内に脱型勾配に応じた傾斜隙間が生じ、内筒の周壁が撓んで逃げるので、ちぎれない。
請求項（抜粋）：
外筒(26)と、該外筒(26)よりも径小とされ且つ該外筒(26)内に一部内接状態で収納固定された内筒(27)とによって管本体(5)が形成されており、外筒(26)内面と内筒(27)外面とで囲まれる第1通路(30)と内筒(27)の内部で形成される第2通路(31)とをそれぞれ還流側通路と吸引側通路とに振り分けて使用する還流式掃除機用の延長管であって、上記内筒(27)において第1通路(30)と第2通路(31)とを区画する範囲で設けられる周壁の内面(27a)と該周壁の外面(27b)のうち、一方の面にストレート面が形成され、他方の面に管本体(5)の長手方向に沿って第1通路成形用中子型(63)又は第2通路成形用中子型(65)の脱型を容易にする脱型勾配が設けられていることを特徴とする還流式掃除機用の延長管。
IPC (2件)：
FI (2件)：
Fターム (3件)：
3B057BA06
, 3B057BA26
, 3B057BA27
