特許
J-GLOBAL ID:200903022524902035

ファイル名検索時間の増大抑止方法および計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-066362
公開番号(公開出願番号):特開2003-263351
出願日: 2002年03月12日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ファイル数増大によるファイルオープン、ファイル作成などの処理時間の増加を抑止することにある。【解決手段】 ディレクトリ(以下、DIR)上のファイルの数が少ないときには直接そのDIR上にファイルを作成し、ファイルの数がn個を超えてファイルを作成する場合には、DIR上に、番号をサブディレクトリ(以下、SDIR)名とするm個のSDIRを作成し、ファイルにはそのファイル名と連動して作成されるファイル固有番号を割り当て、m個のSDIRから、そのファイル固有番号の一部の数値とSDIR名の番号の一部の数値が一致するSDIRを選択し、この選択したSDIR上にファイルを作成する。更にそのSDIR上のファイル数がn個を超えてる場合には、そのSDIR上にm個のSDIRを作成し、ファイルをそのファイル固有番号によってSDIRに振り分け、1DIR及び1SDIR上のファイル数がnを超えることがないようにする。
請求項(抜粋):
プロセッサ装置と、データ入出力の対象となる階層構造を持つファイルシステムが存在する外部記憶装置を有する計算機システムにおけるファイル名検索時間の増大抑止方法であって、ファイルを前記ファイルシステム内のディレクトリ上に保存する際に、該ファイルのファイル名に連動したファイル固有番号を作成し、作成したファイル固有番号を該ファイルに割り当て、前記ディレクトリにおけるファイルエントリの数が予め定めた値に達していないときは、該ファイルを該ディレクトリ上に保存し、前記ディレクトリにおけるファイルエントリの数が予め定めた値に達しているときは、予め定めた数のサブディレクトリを該ディレクトリ上に作成し、該ファイルをファイル固有番号の少なくとも一部と一致する番号を有する前記サブディレクトリに保存し、前記ディレクトリにおけるファイルエントリの数が予め定めた値を超えているときは、該ファイルをファイル固有番号の少なくとも一部と一致する番号を有する既に作成されているサブディレクトリに保存することを特徴とするファイル名検索時間の増大抑止方法。
Fターム (1件):
5B082EA01

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