特許
J-GLOBAL ID:200903022526009613
乗員保護装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-331785
公開番号(公開出願番号):特開2002-137704
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 衝突時における乗員減速度の好適な低減を実現し、コンパクトな車体寸法と乗員の傷害値低減を両立する。【解決手段】 フロントサイドメンバ7内に、圧縮変形に伴って変位するように第1変位部材9を設けると共にその第1変位部材よりも後に変位させかつ略平行に第2変位部材10を設け、それぞれに設けた各ラック9a・10a間にピニオン11を設け、ピニオンに一対のベルクランク11a・11bを設け、各ベルクランクとシート4とを各ケーブル12・13を介して連結し、第1変位部材の変位量を規制するストッパ16を設ける。【効果】 衝撃吸収部材の圧縮変形に応じて別個に変位し得る第1及び第2変位部材を用いた簡単な構造でシートを後退・前進でき、装置設置のために車室が狭くなることをできるだけ防止でき、車体のコンパクト化を促進し得る。
請求項(抜粋):
車体に対して変位可能に支持されかつ着座した乗員を拘束するシートベルトを備えたシートと、衝突時に上記変位方向に圧縮変形するように設けられた衝撃吸収部材と、前記衝撃吸収部材の前記圧縮変形に伴って前記圧縮変形方向に変位するように設けられた第1変位部材と、前記第1変位部材に略平行に配設されかつ前記第1変位部材よりも後から変位するように設けられた第2変位部材と、前記第1変位部材の変位量を規制するためのストッパと、前記両変位部材間の相対変位を回転運動に変換する変位差回転変換手段と、前記変位差回転変換手段の回転運動により前記シートを前記車体の前後方向へ移動させるシート移動手段とを有することを特徴とする乗員保護装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (1件):
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