特許
J-GLOBAL ID:200903022533013766

自動車用補機油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194401
公開番号(公開出願番号):特開平6-040242
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 エアコン冷媒圧縮機の起動トルクの軽減と、冷房熱負荷に見合う圧縮機容量の増加過程における冷凍サイクルの最適化と、油圧システム油圧の適正化を図る。【構成】 冷媒圧縮機2等を有する空調装置1、冷媒圧縮機2を駆動する油圧モータ10、熱環境検出手段11、及びエバポレータの出口空気温度検出手段12、冷媒圧力検出手段13、冷媒温度検出手段14、油圧モータ入口油圧検出手段15、及び熱環境を基に空調負荷を算出する熱負荷算出手段17、送風量算出手段18、冷媒圧縮機の起動時冷媒吐出容量を最小にする起動時吐出容量制御手段19、油圧モータ入口油圧等を基に冷媒圧縮機の吐出容量の制御量を補正する冷媒圧縮機の吐出容量補正手段20を有する制御装置16が設けられている。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機、ブロアファン、エバポレータ、ヒータコア、コンデンサ、コンデンサファンを有する空調装置と、車両のエンジンにより駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出した作動オイルにより駆動され、冷媒圧縮機を駆動する油圧モータと、複数の熱環境を検出する熱環境検出手段と、エバポレータ出口空気の温度を検出するエバポレータ出口空気温度検出手段と、エバポレータの出口冷媒圧力と温度をそれぞれ検出する冷媒圧力検出手段および冷媒温度検出手段と、油圧モータ入口の作動油の圧力を検出する油圧モータ入口油圧検出手段と、熱環境検出手段により検出された複数の熱環境値を基に空調負荷を算出する熱負荷算出手段、熱負荷に応じて車室内への送風量を算出する送風量算出手段、エアコン冷媒圧縮機の起動時における冷媒の吐出容量を最小にする起動時吐出容量制御手段、及びエバポレータ出口空気温度検出手段により検出されたエバポレータ出口空気温度と、冷媒圧力検出手段および冷媒温度検出手段により検出された冷媒圧力および冷媒温度と、熱負荷算出手段により算出した空調熱負荷と、起動時吐出容量制御手段の出力と、油圧モータ入口油圧検出手段で検出した油圧モータ入口の作動油の圧力等により冷媒圧縮機の冷媒吐出容量の制御量を補正する冷媒圧縮機吐出容量補正手段を有する制御装置とを設けたことを特徴とする自動車用補機油圧駆動装置。

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