特許
J-GLOBAL ID:200903022535958040

スペクトラム拡散通信における自動周波数制御の初期引込み方法と受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263957
公開番号(公開出願番号):特開平7-123024
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、スペクトラム拡散通信において、自動周波数制御の初期引込みが可能になるまでに要する時間を短縮できる自動周波数制御の初期引込み方法と受信装置を提供することを目的とする。【構成】 AFC回路10をミキサ11,A/D変換器12,ディジタル・マッチド・フィルタDMF13,OSC14,周波数弁別器15,D/A変換器16,AFC制御回路17,VCO18とで構成し、入力するIFに含まれている送信側のチップクロック周波数TxCLKに対して、OSC14の出力するサンプルクロック周波数RxCLKを、TxCLKの1チップ周期当たり2サイクル程度高いか、或いは2サイクル程度低い周波数として、送受のクロックの周波数ずれによる相関値の変動を短時間で抑制させ、VCO18の生成するクロックを早くTxCLKに同期するように作用させる。
請求項(抜粋):
スペクトル拡散通信における受信側の自動周波数制御の初期引込み方法において、自動周波数制御の初期引込みを行う際の周波数弁別信号を、受信スペクトラム拡散信号と受信側で生成するスペクトラム拡散符号との相関をとってスペクトラム逆拡散を行うディジタル・マッチド・フィルタ(13)からの相関値を用いて生成するとともに、該ディジタル・マッチド・フィルタ(13)が受信スペクトラム拡散信号を取り込むサンプルクロック周波数RxCLKを、送信側チップクロック周波数TxCLKに対して、スペクトラム拡散信号の1周期当たり2チップクロックだけ異ならしめた固定周波数のクロックを用いるようにしたことを特徴とするスペクトラム拡散通信における自動周波数制御の初期引込み方法。

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