特許
J-GLOBAL ID:200903022538553360

車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収方法および車両用衝撃吸収シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092798
公開番号(公開出願番号):特開平10-273000
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【目的】 後突時の衝撃により受ける着座者のダメージを一層軽減するとともに、衝撃の入力後におけるリバウンド運動の抑制をはかる。【構成】 略平面状態に収縮されたエアバッグ20が、所定の隙間を介したS ばね等16の後方への配設によって、シートバック12に内蔵されている。そして、所定の隙間内における、後突の際の衝撃に伴うエアバッグ20の平面的な膨張によって、着座者の上体を弾性的に支持可能とするとともに、所定のオリフィスからの気体の放出に伴うエアバッグの減圧、収縮によって、後突の際の衝撃エネルギーを吸収可能としている。
請求項(抜粋):
シートバックフレームの内方に架設された架設弾性支持部材の前面にシートパッドを配置した構成のシートバックを備えた車両用衝撃吸収シートにおいて、所定の隙間を介した上記架設弾性支持部材の後方における略平面状の収縮状態での配設によってシートバックに内蔵されたエアバッグを、所定以上の衝撃の検出に伴うインフレータの作動により、少なくとも前記隙間内で平面的に膨張させて、後突時における着座者の上体の後方移動をその背後からの弾性的な支持のもとで規制するとともに、着座者の上体の後方移動のもとでの圧縮によって、膨張後の前記エアバッグ内の気体を所定のオリフィスから外部に放出させ、この気体の放出に伴うエアバッグの減圧、収縮によって、後突の際の衝撃エネルギーを吸収可能としたことを特徴とする車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収方法。
IPC (2件):
B60R 21/02 ,  B60R 21/22
FI (2件):
B60R 21/02 C ,  B60R 21/22

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