特許
J-GLOBAL ID:200903022541448429

トンネル構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084137
公開番号(公開出願番号):特開平6-272495
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 開削トンネル構築の工期、工費及び労力を削減する。【構成】 極薄肉のPC覆工型枠板1,1,1’の外周面に、その円弧方向に沿って型鋼からなる補強鋼材6を連結鋼材7を介して取付け、地盤を開削してその底部に構築したトンネル下半部の溝型断面のインバート部13に、構築すべきトンネルのアーチ形状に沿ってPC覆工型枠板を支持するための支受材をジャッキにより伸縮自在に設置した仮受け組立架台14を移動走行自在に設置し、この仮受け組立架台においてPC覆工型枠板をアーチ型に組立ててインバート部13の両側部上に載置固定すると共に、このリング方向に隣接するPC覆工型枠板に取付けた補強鋼材の隣接端部同士を接合一体化し、PC覆工型枠板の外周部に一連に鉄筋26を配筋した後、その外側にアーチ型に外型枠29を組立て、この外型枠とPC覆工型枠板との間隙に現場打ちコンクリートを注入充填し、その養生硬化後において外型枠を脱型する工程を順次仮受け組立架台14を前進移動させながら連続する。
請求項(抜粋):
トンネル上半アーチ部の内周部分を円弧方向に複数に分割した形態で、それ自体にコンクリートの充填圧による剪断力や曲げ等の外力に対してほとんど耐力を保有しないが、外力が作用しないときにはその形態を維持して容易に折損しない程度に極薄肉のPC覆工型枠板の外周面に、その円弧方向に沿って型鋼からなる補強鋼材を連結鋼材を介して取付け、地盤を開削してその底部に構築したトンネル下半部の溝型断面のインバート部に、構築すべきトンネルのアーチ形状に沿って前記PC覆工型枠板を支持するための支受材をジャッキにより伸縮自在に設置した仮受け組立架台を移動走行自在に設置し、この仮受け組立架台において前記PC覆工型枠板をアーチ型に組立てて前記インバート部の両側部上に載置固定すると共に、このリング方向に隣接するPC覆工型枠板に取付けた補強鋼材の隣接端部同士を接合一体化し、前記PC覆工型枠板の外周部に一連に鉄筋を配筋した後、その外側にアーチ型に外型枠を組立て、外型枠とPC覆工型枠板との間隙に現場打ちコンクリートを注入充填し、その養生硬化後において外型枠を脱型する工程を順次前記仮受け組立架台を前進移動させながら連続することを特徴とするトンネル構築工法。

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