特許
J-GLOBAL ID:200903022557909744

ポリウレタンレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136692
公開番号(公開出願番号):特開平10-082901
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 重合時間を短くして、中心厚、周縁厚が大きく、光学歪及び脈理が生じないポリウレタンレンズを提供する。【解決手段】 工程(A):(i)種々のポリチオール化合物についてm-キシリレンジイソシアネートと、-NCO基/-SH基の混合比が1.0となるように混合し、20°Cにおける混合終了直後の混合物の粘度値と、混合後2時間後の混合物の粘度値を測定し、粘度の変化量を求める操作、および(ii)測定された任意の2種のポリチオール化合物における粘度の変化量を比較し、その差が100cps以上のとき、反応速度が異なる2種のポリチオール化合物として選定する操作、工程(B):工程(A)で選択された2種以上のポリチオール化合物を、ポリイソシアネート化合物およびアルキル錫ハライド化合物との混合物に添加する工程;および工程(C):工程(B)で得られた混合物を加熱して混合物を反応させることにより、ポリウレタンレンズを得る工程。
請求項(抜粋):
下記工程(A)、(B)および(C)を実施することにより得られることを特徴とするポリウレタンレンズ。工程(A):(i)1種のポリチオール化合物を、基準となるポリイソシアネート化合物であるm-キシリレンジイソシアネートと、-NCO基/-SH基の混合比が1.0となるように混合し、20°Cにおける混合終了直後の混合物の粘度値と、混合後2時間後の混合物の粘度値を測定し、粘度の変化量を求める操作、(ii)種々のポリチオール化合物について前記(i)と同様にして粘度の変化量を求める操作、および(iii)測定された任意の2種のポリチオール化合物における粘度の変化量を比較し、その差が100cps以上のとき、標準ポリイソシアネート化合物との反応速度が異なる2種のポリチオール化合物として選定する操作を行うことにより、ポリイソシアネート化合物との反応速度が異なる2種以上のポリチオール化合物を選択する工程;工程(B):工程(A)で選択された2種以上のポリチオール化合物を、ポリイソシアネート化合物および式(I)(R1)c-Sn-X4-c (I)(式中 R1はメチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基であり、Xはフッ素原子、塩素原子又は臭素原子であり、cは1〜3の整数である)で示されるアルキル錫ハライド化合物との混合物に添加する工程;および工程(C):工程(B)で得られた混合物を加熱して混合物を反応させることにより、ポリウレタンレンズを得る工程。
IPC (4件):
G02B 1/04 ,  C08G 18/24 ,  C08G 18/38 ,  C08G 18/75
FI (4件):
G02B 1/04 ,  C08G 18/24 ,  C08G 18/38 Z ,  C08G 18/75 Z

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