特許
J-GLOBAL ID:200903022558528558

撓み調整ロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151934
公開番号(公開出願番号):特開平10-082416
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ロール内部に収容される流体量並びにこれに伴う跳ね返り出力損失を簡単かつ確実な方式で最低限に抑え得るようにする。【解決手段】 液体導出装置には、支持エレメント3に形成された複数の流体掻き取りエレメント4が所属しており、該流体掻き取りエレメントが、各支持エレメント3から側方に隣接した支持エレメント3の方に向かって張出しており、かつ、支持エレメント3間に形成された流動通路内で、該支持エレメント3をめぐって環流する流体をロールジャケット1から掻き取るように構成されている。
請求項(抜粋):
回転する1つのロールジャケット(1)と、該ロールジャケット(1)を軸方向に貫通する1本のヨーク(2)と、ロール軸方向で間隔(a)をとって互いに並列的に位置している複数の流体静力学的及び/又は流体動力学的な支持エレメント(3)を備え、該支持エレメントによって、ロールジャケット(1)とヨーク(2)との間に流体クッションを形成して前記ロールジャケットがヨークに支持されており、かつ、稼働中にロール内部に集められて前記支持エレメント(3)をめぐって環流する流体環を前記ロールジャケット(1)の内周面に沿って形成する作動流体特に潤滑剤を前記ロール内部から除去するために液体導出装置が設けられている形式の撓み調整ロールにおいて、液体導出装置には、支持エレメント(3)に形成された複数の流体掻き取りエレメント(4)が所属しており、該流体掻き取りエレメントが、各支持エレメント(3)から側方に隣接した支持エレメント(3)の方に向かって張出しており、かつ、支持エレメント(3)間に形成された流動通路内で、該支持エレメント(3)をめぐって環流する流体をロールジャケット(1)から掻き取るように構成されていることを特徴とする、撓み調整ロール。
IPC (2件):
F16C 13/00 ,  B30B 9/20
FI (2件):
F16C 13/00 D ,  B30B 9/20 D

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