特許

J-GLOBAL ID：200903022560984129

圧電型加速度センサを備えた加速度検出装置

発明者： 福久 孝治
出願人/特許権者： 北陸電気工業株式会社
代理人 (1件)： 西浦 ▲嗣▼晴
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-143462
公開番号（公開出願番号）：特開2000-329786
出願日： 1999年05月24日
公開日（公表日）： 2000年11月30日
要約：

【要約】【課題】 0.1Hz以下の周波数で振動する加速度を正確に検出できて、しかもノイズを大幅に低減できる圧電型加速度センサを備えた加速度検出装置を提供する。【解決手段】 圧電型加速度センサ4の出力を差動増幅回路を構成する電圧増幅回路2で増幅する。電圧増幅回路2の非反転入力端子とアースとの間に超高抵抗体R8を並列接続する。第1の超高抵抗体R8と実質的に同じ抵抗値を有する第2の超高抵抗体R9を電圧増幅回路2の反転入力端子とアースとの間に接続する。第1の超高抵抗体R8の抵抗値を、圧電型加速度センサ4が0.1Hz以下の周波数で振動する加速度を検出しているときに、圧電型加速度センサ4から出力される電流を電圧に変換する電流-電圧変換回路を構成し得る値に定める。

請求項（抜粋）：

圧電セラミックス基板の表面上に1以上の検出用電極を有し且つ裏面上に前記検出用電極と対向する1以上の対向電極を有し、加速度の作用により前記圧電セラミックス基板が撓んだ際に前記検出用電極に自発分極電荷が発生する圧電型加速度センサと、前記圧電型加速度センサの前記検出用電極の出力が非反転入力端子に入力され、反転入力端子に第1のゲイン設定用抵抗体が接続され、前記反転入力端子と出力端子との間に第2のゲイン設定用抵抗体が接続されて、前記非反転入力端子に印加されたオフセット電圧を中心にして前記圧電型加速度センサの出力を増幅して電圧信号として出力する差動増幅回路と、前記オフセット電圧の基準となるオフセット基準電圧を発生するオフセット基準電圧発生回路とを具備する圧電型加速度センサを備えた加速度検出装置であって、前記差動増幅回路の前記信号入力端子とアースとの間に、前記圧電型加速度センサが0.1Hz以下の周波数で振動する加速度を検出しているときに、前記圧電型加速度センサから出力される電流を電圧に変換する電流-電圧変換回路を構成し得る抵抗値を備えた第1の超高抵抗体が電気的に並列接続され、前記第1の超高抵抗体と実質的に同じ抵抗値を有する第2の超高抵抗体が前記反転入力端子とアースとの間に接続されていることを特徴とする圧電型加速度センサを備えた加速度検出装置。