特許
J-GLOBAL ID:200903022561149487
脱硝制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168157
公開番号(公開出願番号):特開平6-071138
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】多段燃焼方式の燃焼器への対応が可能であり、起動・停止過程および負荷変動時等の急激なプロセス状態の変化に追従して良好な脱硝制御を行うことができ、しかも経済性および安全性の向上を図ることのできる脱硝制御装置を提供する。【構成】演算用入力検出部32は、脱硝入口排ガスの状態を代表するプロセス量を検出し、演算用信号rを出力する。制御設定値演算部33では、この演算用信号rにより、プラントの状態にあった制御設定値の計算を行い、この結果を基本制御可変設定値信号sとして出力する。また、第2のガスタービン状態量検出部44によって、ガスタービン排出NOx濃度を代表するガスタービン状態量の検出を行い、NOx補正係数演算部45において、この出力信号から脱硝入口NOx濃度信号jを補正する係数を算出し、乗算器46で脱硝入口NOx濃度信号jとこの補正係数の乗算を行い、乗算器24に出力する。
請求項(抜粋):
脱硝入口実NOx濃度に対して必要な還元物質の流量を示す基準還元物質流量信号を生成するフィードフォワード系と、脱硝出口実NOx濃度が設定値と等しくなるような還元物質の流量を示す還元物質流量目標信号を生成する第1のフィードバック系と、前記基準還元物質流量信号と前記還元物質流量目標信号とから求められる還元物質流量目標信号と、還元物質実流量検出信号とに基づいて、脱硝装置の還元物質流量調節弁開度を制御する第2のフィードバック系とを備えた脱硝制御装置において、前記第1のフィードバック系は、ガスタービンの排ガス状態を表すプラント状態量を検出する演算用入力検出手段からの信号により制御設定値を算出する制御設定値演算手段を備え、前記フィードフォワード系は、ガスタービン排出NOx濃度を表すプラント状態量を入力する第2のガスタービン状態量検出手段からの信号により脱硝入口NOx濃度検出器の検出遅れを補正するためのNOx補正係数を算出するNOx補正係数演算手段と、この補正係数を前記脱硝入口NOx濃度検出器からの脱硝入口NOx濃度信号に乗算して補正する乗算手段とを備えたことを特徴とする脱硝制御装置。
IPC (4件):
B01D 53/36 101
, B01D 53/34 129
, F01N 3/08
, F02C 9/00
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