特許
J-GLOBAL ID:200903022566223618

パチンコ遊技機の賞球通出規制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158726
公開番号(公開出願番号):特開平8-323008
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 賞球の前方への飛出しおよび後方への零れを防止する。【構成】 上球皿14の上流部後方に突設される給出筒40の給出口41に、規制部材50が、前後方向へ揺動自在に支持される。この規制部材50について、開閉支板18の閉鎖による給出口41と排出口9の対向連絡状態では、突部42の当接により前方へ揺動されて上動変位した開放位置に拘束され、賞球の通出を許容すると共に規制杆部53と干渉した賞球の勢いを緩和させ、該賞球をゆっくりと上球皿14の貯留部14a内へ通出させる。一方、開閉支板18の開放による給出口41と排出口9の離隔状態では、突部42による当接の解除で自重により後方へ揺動復帰すると共にストッパ46に係止してそれ以上の後方への揺動が規制され、給出筒40内に貯留した賞球の零れ落ちが防止される。
請求項(抜粋):
外枠(1)に組付けられた前枠(2)の裏側に賞球払出し部(33)と、前枠(2)の正面内部に遊技盤セット用の保持枠(4)と、前枠(2)の前側に開閉可能な遊技用の球受け皿(14)とが夫々装備された遊技機にあって、前記保持枠(4)の下部に形成されて前記賞球払出し部(33)側に連絡された排出口(9)の前側所要部位に適宜突部(42)を設けると共に球受け部(70)を設ける一方、前記球受け皿(14)の上流部後側に突設されて前記排出口(9)に対向状態で連絡可能とされた給出筒(40)の後側に、同給出筒(40)の給出口(41)を開閉し得る規制部材(50,82)を前後方向に揺動自在に支持すると共に、この規制部材(50,82)を閉鎖位置に係止し得る係止部(46)を設け、前記排出口(9)に対する給出筒(40)の対向連絡状態では、前記規制部材(50,82)を前記突部(42)に係合させて賞球通出可能な開放位置に保持し、排出口(9)に対する給出筒(40)の離隔変位状態では、前記規制部材(50,82)を前記突部(42)から解放すると共に前記係止部(46)に係止して賞球の通出後方向へ開放不能な閉鎖位置に保持し、給出筒(40)から賞球の零れ落ちを制止し得るように設定したことを特徴とするパチンコ遊技機の賞球通出規制装置。

前のページに戻る