特許
J-GLOBAL ID:200903022566289368

論理回路の原理的未検出故障判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275251
公開番号(公開出願番号):特開平5-005774
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は論理回路の原理的未検出故障及びテストパターン生成を効率的に行うことである。【構成】論理回路の故障診断において、故障が原理的未検出故障であるか否かを次の手順で判定する。a)対象論理回路をいくつかの組合せ回路に分割する。b)各分割回路を一種類の基本ゲートからなる等価回路に変換する。c)上記の等価回路を、故障を検出する入力パターンに対してのみ真値を出力する1出力回路に変換する。d)上記の1出力回路を簡約する。e)上記の簡約した回路において、回路の出力が1になる入力パターンが存在するか否かを判定する。f)各分割回路における判定結果をもとに、対象故障が全体回路で原理的未検出故障であるか否かを判定する。
請求項(抜粋):
分割回路からなる論理回路を表すデータを外部記憶装置から入力し、計算機を用いて論理回路の故障を診断する際に、フリップフロップ及び入出力エッジで分割して得られる組合せ回路からなる分割回路の内の対象未検出故障を含むものを全て抽出する第1ステップと、該分割回路を一種類の基本ゲートのみで構成した等価回路に変換する第2ステップと、該等価回路において該未検出故障を検出する入力パターンに対しては真値を出力し、それ以外の入力パターンに対しては偽値を出力する1出力回路に該等価回路を変換する第3ステップと、該1出力回路の出力が真値になる入力パターンが存在するか否かを判定する第4ステップと、各分割回路における判定結果が全て該入力パターンが存在しない場合に該未検出故障のテストパターンが全体回路に存在しない故障であると判定する第5ステップとを備えることを特徴とする論理回路の原理的未検出故障判定方法。
IPC (4件):
G01R 31/318 ,  G01R 31/28 ,  G06F 11/22 310 ,  G06F 11/22 360
FI (2件):
G01R 31/28 A ,  G01R 31/28 P

前のページに戻る