特許
J-GLOBAL ID:200903022566325178

音声抽出方法及びその方法を用いた音声抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-054497
公開番号(公開出願番号):特開2003-255971
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】騒音環境から音声を抽出する音声抽出方法及びその装置を提供する。【解決手段】背景ノイズと音声の音響的特徴の差に着目した音声抽出方法及びその装置である。背景ノイズを含む音声をオクターブバンドレベル分析すると、所定の帯域においてそのレベル差が顕著となる。よって、この分析に基づいて両者のレベル差が大となる特性を有するフィルタ30を作成しておく。そして、マイクロフォン10の出力に、このフィルタ部30を作用させる。これにより、音声と背景ノイズのパワーの差が大である帯域が通過される。即ち、フィルタ部30によって相対的に音声が強調される。そしてそのフィルタ出力に基づいて閾値決定部40で閾値を決定する。最後に音声抽出部60が、時系列上の音声信号に閾値を設定し、閾値以上を音声区間とする。この区間は相対的に音声レベルが大であるので、騒音下でも的確に音声を抽出することができる。
請求項(抜粋):
騒音下における音声抽出方法であって、バンドレベル分析結果に基づいたフィルタを背景ノイズを含む検出音に作用させ、そのフィルタ出力に基づいて閾値を決定し、前記フィルタ出力の前記閾値以上のレベルの区間を音声区間とし、該音声区間から音声抽出することを特徴とする音声抽出方法。
IPC (5件):
G10L 11/02 ,  G10L 15/00 ,  G10L 15/04 ,  G10L 15/28 ,  G10L 21/02
FI (4件):
G10L 3/00 513 A ,  G10L 3/00 561 B ,  G10L 3/00 551 J ,  G10L 3/02 301 G
Fターム (4件):
5D015CC02 ,  5D015CC14 ,  5D015DD03 ,  5D015KK01

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