特許
J-GLOBAL ID:200903022568774735

フタロシアニン近赤外線吸収剤及びそれを用いた光記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-099730
公開番号(公開出願番号):特開平5-001272
出願日: 1991年04月05日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 適宜ハロゲン化されたアルコキシフタロシアニン化合物〔例えば下記記載の式(1)〕、及びこの化合物を記録層に含有してなる光記録媒体。【効果】 CD-WO用色素として必要な770〜800nmの光の吸収能、屈折率を大きくさせると共に、媒体の記録特性がハロゲン原子導入によるフタロシアニンの分解性が促進されることにより、低パワーの半導体レーザーで記録可能となる。さらにハロゲンの導入により色素の分解をコントロールすることで、記録のシンメトリー性が良くなり、信号振幅を大きくかつ信号歪を小さくし、記録時のレーザーのパルス補正を小さくできる。
請求項(抜粋):
式(I)【化1】または式(II)【化2】または式(III)【化3】または式(IV)【化4】〔式(I)、(II)、(III)及び(IV)中、Y1, Y2, Y3, Y4, Y5, Y6,Y7, Y8, Y9, Y10, Y11, Y12, Y13, Y14, Y15及びY16は各々独立にアルコキシ基またはアルキルチオ基を表わし、群A:R1, R2, R3, R4, R5, R6, R7, R8, R9, R10, R11及びR12群B:R13, R14, R15, R16, R17, R18, R19, R20, R21, R22, R23及びR24群C:R25, R26, R27, R28, R29, R30, R31, R32, R33, R34, R35及びR36群D:R37, R38, R39, R40, R41, R42, R43, R44, R45, R46, R47及びR48上記群A〜Dの各群において、1〜8個の置換基がハロゲン原子またはニトロ基を表わし、その他の置換基は各々独立に、水素原子、置換または未置換のアルキル基、置換または未置換のアリール基を表わし、Metは2個の水素原子、2価の金属原子、3価又は4価の金属誘導体を表わす。〕で示されるフタロシアニン及びその互変異性体である近赤外線吸収剤。
IPC (6件):
C09K 3/00 105 ,  B41M 5/26 ,  C07D487/22 ,  C09B 47/10 ,  C09B 47/20 ,  C09B 47/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-062878

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