特許
J-GLOBAL ID:200903022570605290

互いに隣接する2つの構成部材を枢着結合するための枢着結合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143577
公開番号(公開出願番号):特開平8-042556
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 結合させたい両構成部材の間の、ばたつきの生じない結合が得られると同時に、良好な機能、簡単な組付け及び、ピンの長手方向での僅かな構成スペースも得られ、しかも、ピンの緩み又は脱落が確実に回避されるような枢着結合装置を提供する。【構成】 フォーク状の第1の構成部材2に設けられた2つの孔11,12に、ピン4を収容するそれぞれ1つのスリーブ14が挿入されていて、該スリーブがそれぞれ、第2の構成部材3に面した側に、外方に向けられたばね弾性的な円環区分17を有していて、該円環区分が、プレロードをかけられて両構成部材に支持されており、前記スリーブに、第2の構成部材とは反対の側で、内方に向けられたばね弾性的な突部21が一体成形されていて、該突部が、挿入された、ヘッドを有しないピンに背後から係合して、ピンの脱落を防止している
請求項(抜粋):
互いに隣接する2つの構成部材、つまり第1の構成部材と第2の構成部材とを枢着結合するための枢着結合装置であって、第2の構成部材が、フォーク状に形成された第1の構成部材の切欠きに挿入されていて、両構成部材に、互いに整合する孔が配置されていて、該孔を通って、両構成部材を互いに結合するピンが貫通案内されている形式のものにおいて、フォーク状の第1の構成部材(2)に設けられた2つの孔(11,12)に、ピン(4)を収容するそれぞれ1つのスリーブ(14)が挿入されていて、該スリーブ(14)がそれぞれ、第2の構成部材(3)に面した側に、外方に向けられたばね弾性的な円環区分(17)を有していて、該円環区分(17)が、プレロードをかけられて両構成部材(2,3)に支持されており、前記スリーブ(14)に、第2の構成部材(3)とは反対の側で、内方に向けられたばね弾性的な突部(21)が一体成形されていて、該突部(21)が、挿入された、ヘッドを有しないピン(4)に背後から係合して、ピンの脱落を防止していることを特徴とする、互いに隣接する2つの構成部材を枢着結合するための枢着結合装置。

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