特許
J-GLOBAL ID:200903022574815389

転造により溝が形成されたピンの面取り・端面仕上加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 洋平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-239648
公開番号(公開出願番号):特開平8-071899
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 転造によりピンの外周に環状溝を形成し、端部に面取りを施し、端面を平坦に仕上げる加工方法の提供。【構成】 ピンは、固定ダイ22と移動ダイ23との挟持面30,31間に移動ダイの移動方向と直交させて挟み込まれ、移動ダイの移動にともない移動ダイの移動方向と平行に突設された溝形成突条32,32によって外周に環状溝Dが形成され、移動ダイのさらなる移動により溝形成突条と平行に突設された面取り突条33,33によって端部に面取りが施される。ピンに環状溝を形成したときピン端部が膨出するが、この膨出した部分は、移動ダイ23のその後の継続移動にともない、端面仕上突条34,34によって取り除かれる。これによって、ピンPの端面が仕上げられ、ピンは所定の形状と長さに形成される。
請求項(抜粋):
固定ダイと移動ダイとの対向する挟持面間にピンを前記移動ダイの移動方向と直交させて挟み込ませ、前記移動ダイを移動させて前記各挟持面に前記移動ダイの移動方向と平行に突設された溝形成突条によって前記ピンの外周に環状溝を形成し、前記移動ダイをさらに移動させて前記各挟持面に前記溝形成突条と平行に突設され前記溝形成突条に沿った面が斜めに形成された面取り突条によって前記ピンに面取りを施した後、前記面取り突条の頭部に形成され前記ピンと対向する面が前記挟持面に対して略々直角であり幅方向の頭部断面形状が鋭角であり且つ前記ピンの端面の切削を開始する端面仕上開始部の高さより前記端面の切削を終了する端面仕上終了部の高さの方が高い端面仕上突条によって前記ピンの端面を平坦に仕上げることを特徴とする、転造により溝が形成されたピンの面取り・端面仕上加工方法。
IPC (2件):
B24B 9/00 ,  B24B 19/02

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