特許
J-GLOBAL ID:200903022578632505

磁気共鳴を用いた検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330515
公開番号(公開出願番号):特開平7-184874
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 傾斜磁場の時間変化に伴って発生する渦電流を低減する磁気共鳴を用いた検査装置に関する。【構成】 主傾斜磁場コイル21のボビンと、静磁場発生用磁石11に固定された補正傾斜磁場コイル23のボビンを完全に分離し、主傾斜磁場コイル21は静磁場の方向(z)に移動可能とする。両傾斜磁場コイルがその中心で発生する単位電流当たりの傾斜磁場の強度が大きく異なり、その結果、両者の差分として実質的に発生する傾斜磁場が大きくなり、電流磁場変換効率が高くなる。主傾斜磁場コイル21だけを移動するので、支持機構も軽量化できる。渦電流の補正量は、主傾斜傾斜磁場コイル21が発生する磁場の強さ及び時間変化率に比例するので、両傾斜磁場の中心を一致させ補正効果を検査空間内で均一にできる。その結果、超高速撮影において高画質を得る。
請求項(抜粋):
静磁場、傾斜磁場及び高周波磁場の各磁場発生手段と、検査物体からの磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、信号検出手段の検出信号に対し演算を行う計算機および該計算機による演算結果の出力手段とを有し、前記傾斜磁場発生手段が第一及び第二の2組の傾斜磁場コイルを含んでおり、前記第一の傾斜磁場コイルは前記静磁場を発生する磁石に固定されたコイルであり、前記第二の傾斜磁場コイルは移動可能なコイルであり、第二の傾斜磁場コイルが前記磁石の導体部で発生する磁場が、第一の傾斜磁場コイルが発生する磁場により打ち消されるように構成されていることを特徴とする磁気共鳴を用いた検査装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/387
FI (3件):
A61B 5/05 362 ,  A61B 5/05 340 ,  G01N 24/06 520 Y

前のページに戻る