特許
J-GLOBAL ID:200903022579462450

粗面化フィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019513
公開番号(公開出願番号):特開平6-206291
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 写真印刷用、磁気テ-プ用リ-ダ-等用として、機能的性質に優れかつ適度の曇度ならびに低光沢度を有するフィルムを提供する。【構成】 熱可塑性ポリエステル樹脂(イ)90〜96重量%、(イ)より高いガラス転移温度と(イ)の臨界表面張力より0.1ダイン/cm以上異なった臨界表面張力を有し、かつ温度280°C、剪断速度102sec-1における溶融粘度が500〜50000ポイズの熱可塑性樹脂(ロ)10〜4重量%の組成物からなり、フィルムの厚さ6〜25μm、曇度40〜60%、光沢度7〜30%、中心面平均粗さ0.05〜0.12μmである二軸延伸フィルムまたは前記二軸延伸フィルムを少なくとも一表面層に有する熱可塑性ポリエステル樹脂等との積層フィルム。さらには、前記組成物からなる未延伸フィルムまたは前記組成物層が熱可塑性樹脂等の少なくとも一表面層を形成するように積層された未延伸積層フィルムを前記(イ)と(ロ)のガラス転移温度の範囲内で一軸方向に1.5倍以上で二軸延伸することを特徴とする前記粗面化フィルムの製造方法。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリエステル樹脂(イ)90〜96重量%、該熱可塑性ポリエステル樹脂(イ)より高いガラス転移温度および該熱可塑性ポリエステル樹脂(イ)の臨界表面張力より0.1ダイン/cm以上異なった臨界表面張力を有し、かつ温度280°C、剪断速度102sec-1における溶融粘度が500〜50000ポイズの熱可塑性樹脂(ロ)10〜4重量%の組成物((イ)と(ロ)の合計は100重量%)からなり、フィルムの厚さ6〜25μm、曇度40〜60%、光沢度7〜30%、中心面平均粗さ(SRa)0.05〜0.12μmである二軸延伸フィルムまたは前記二軸延伸フィルムを少なくとも一表面層に有する熱可塑性樹脂との積層フィルムであることを特徴とする粗面化フィルム。
IPC (6件):
B32B 27/36 ,  B29C 55/12 ,  B32B 3/30 ,  B32B 27/08 ,  B29K 67:00 ,  B29L 9:00

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