特許
J-GLOBAL ID:200903022581342003

ビデオマイクロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-370055
公開番号(公開出願番号):特開平11-183780
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【目的】 ビデオマイクロスコープにおいて、レンズ交換などを必要とせずに、被写体の撮像倍率を広範囲に亘ってワンタッチで可変でき、かつ倍率、フォーカスともに同時に自動的に設定されるようにする。【構成】 被写体に対面した観察スタンドに対し、レンズ系を内蔵して被写体の照明ライトを配置したレンズ鏡筒を内部摺動調整する機構と、その位置を検知する位置センサーとを一体で駆動するモーターにより、被写体とレンズ系の対物距離を駆動調整できるようにし、また、レンズ鏡筒に対し、内部摺動するようにした2次元CCD素子を備える映像信号変換部筒体を、観察スタンドに対して摺動調整する機構と、その位置を検知する位置センサーとを一体で駆動するモーターにより、被写体と2次元CCD素子までの被写体結像距離を駆動調整できるようにして、別に用意した映像倍率設定器と演算制御装置を用いて、映像倍率に対応した対物距離と被写体結像距離とを同時に所定の関係式に合致するように構成する。
請求項(抜粋):
一端開口部側を被写体に対面させた観察スタンドと、前記被写体に対する撮像光路上の一端部にレンズ系を配置して、前記観察スタンドの他端開口部側に摺動自在に嵌挿されるレンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の被写体に対向した先端部周辺に固定配置した照明ライトと、前記レンズ系に対応する所要位置に2次元CCD素子、およびその駆動回路などを配置して、前記レンズ鏡筒の他端開口部側に摺動自在に嵌挿される映像信号変換部筒体と、前記観察スタンドとレンズ鏡筒との間には、前記被写体とレンズ系の対物側主点との対物距離を調整する対物距離調整機構と、該対物距離を検出する対物距離位置検出センサーとを設けて、これらを駆動するようにした対物距離調整駆動モーターと、前記観察スタンドと映像信号変換部筒体との間には、前記被写体と2次元CCD素子撮像面との被写体結像距離を調整する被写体結像距離調整機構と、該被写体結像距離を検出する被写体結像距離位置検出センサーとを設けて、これらを駆動するようにした被写体結像距離調整駆動モーターと、前記観察スタンドの外部(又は内部)に設置して、映像の倍率を設定する映像倍率設定器と、前記対物距離調整駆動モーターと被写体結像距離調整駆動モーターとを、それぞれ個別に駆動して前記対物距離と被写体結像距離とを所定の位置に設定するための演算制御装置を備え、前記映像倍率設定器からの映像倍率設定信号と、前記対物距離位置検出センサーの位置検出信号と、前記被写体結像距離位置検出センサーの位置検出信号を受けて、前記演算制御装置の出力が前記対物距離と被写体結像距離とを、前記映像倍率設定器からの映像倍率設定信号の映像倍率に対応した所定の位置になるように、前記対物距離調整駆動モーターと被写体結像距離調整駆動モーターとをそれぞれ同時に個別に駆動して所定の関係式に基づいて自動調整設定するように構成したことを特徴とするビデオマイクロスコープ。
IPC (7件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/09 ,  G02B 21/36 ,  G02B 27/02 ,  G03B 15/05 ,  H04N 5/225 ,  H04N 5/232
FI (7件):
G02B 7/08 C ,  G02B 21/36 ,  G02B 27/02 Z ,  G03B 15/05 ,  H04N 5/225 D ,  H04N 5/232 A ,  G02B 7/04 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
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