特許
J-GLOBAL ID:200903022584026862

ヘッドの位置決めとパラメータの設定とを並行に処理可能なディスク装置及びこのディスク装置におけるパラメータ設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220637
公開番号(公開出願番号):特開平9-063198
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 ディスクアクセスを要求するコマンドの発行に応じ、ヘッドを所望の位置に移動して位置決めする処理と、データの読み出し/書き込みをする回路にパラメータを設定する処理とをCPUの空き時間が最小となるように処理を並行して実行する。【解決手段】 CPU8は、ホストシステムから発行されたコマンドに応じ、EEPROM14のパラメータ情報14aから、コマンドにより指定されるアクセス位置の属するゾーンに対応したパラメータデータを読み出し、リード/ライト回路10に設定する処理を開始する。この後、ドライバIC7に制御信号を送出して磁気ヘッド4を磁気ディスク2上の目的位置に位置決めする処理を開始し、前記パラメータ処理と並行してこの処理を行う。CPU8は、パラメータの設定及び位置決めが完了した後に磁気ディスク2をアクセスする。
請求項(抜粋):
複数の領域が設定されているディスクと、前記ディスク上に位置するヘッドと、設定されるパラメータに従い、前記ディスクに対して前記ヘッドを用いてデータの読み出し/書き込み処理を行うデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータの読み出し/書き込み処理における最適なパラメータを、前記複数の領域毎に格納するメモリと、前記ディスクへのアクセスを要求するコマンドの発行に応じ、前記複数の領域の内から前記コマンドにより指定されるアクセス位置の属する領域を判定し、判定された領域に対応するパラメータを前記メモリから読み出して前記データ処理手段に設定するパラメータ設定手段と、前記コマンドの発行に応じ、前記ヘッドを前記コマンドにより指定される前記ディスク上のアクセス位置に位置するように前記ヘッドを位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段による位置決めの空き時間に、前記パラメータ設定手段によるパラメータの設定を行うように、前記パラメータ設定手段及び位置決め手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とするディスク装置。
IPC (3件):
G11B 20/10 321 ,  G11B 19/02 501 ,  G11B 20/12
FI (3件):
G11B 20/10 321 Z ,  G11B 19/02 501 K ,  G11B 20/12

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