特許
J-GLOBAL ID:200903022584557990

放送受信機能付無線通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪内 康治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252788
公開番号(公開出願番号):特開平11-088221
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 製造工程での管理、調整を容易とし、セットの部品コストを削減するとともに、トータル不良率の低減を図る。【解決手段】 PLL周波数シンセサイザ49において、水晶振動子40で発振回路44を励振して発生させた基準周波数信号と一定の周波数関係を持つ周波数でVCO43を発振させ、無線送信時はベースバンド信号をVCO43に印加し、FM変調波を出力させる。無線受信時は、VCO43から無線受信回路60での第1周波数変換に用いる第1ローカル発振信号を出力させ、発振回路44から取り出した発振信号で無線受信回路60の発振回路69を励振し、第2周波数変換に用いる第2ローカル発振信号を発生させる。ラジオ受信時は、発振回路44から取り出した発振信号でラジオ放送受信回路2のローカル信号発生用のPLL周波数シンセサイザの発振回路14を励振し、基準周波数信号を安定発振させる。
請求項(抜粋):
水晶振動子で励振させた発振回路で発生した基準周波数信号に対し,可変の所望の周波数関係を維持するようにVCOの発振周波数を制御する第1PLL周波数シンセサイザを含み、無線受信時は、無線通信アンテナでの所望の受信周波数の受信信号を高周波増幅後,第1混合器で第1PLL周波数シンセサイザのVCOの出力を第1ローカル発振信号として混合し,第1中間周波信号に変換し,更に,第2混合器で所定の発振回路で発振させた周波数固定の第2ローカル発振信号と混合して第2中間周波信号に変換し,該第2中間周波信号から音声信号を得る無線通信手段と、発振回路で発生した基準周波数信号に対し,可変の所望の周波数関係を維持するようにVCOの発振周波数を制御する第2PLL周波数シンセサイザを含み、放送受信アンテナでの所望の放送周波数の受信信号を,混合器で第2PLL周波数シンセサイザのVCOの出力であるローカル発振信号と混合することで中間周波信号に変換し,該中間周波信号から音声信号を得る放送受信手段と、無線通信手段で受信した音声信号と放送受信手段で受信した音声信号を切り換えて出力する音声信号切り換え手段と、音声信号切り換え手段の出力を電力増幅する音声信号電力増幅手段と、電力増幅後の音声信号を入力して音響変換する音響変換手段と、を備え、第1PLL周波数シンセサイザの発振回路の発振信号を、そのままの周波数、または周波数てい倍または周波数分周したあと、無線通信手段の第2ローカル発振信号を発生する発振回路に出力するとともに、第1PLL周波数シンセサイザの発振回路の発振信号を、そのままの周波数、または周波数てい倍または周波数分周したあと、ラジオ受信手段の第2PLL周波数シンセサイザの発振回路に出力するようにしたこと、を特徴とする放送受信機能付無線送受信機。
IPC (2件):
H04B 1/26 ,  H04B 1/40
FI (3件):
H04B 1/26 R ,  H04B 1/26 G ,  H04B 1/40

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