特許
J-GLOBAL ID:200903022586448390

湿度長期計測用フィールドサーバ並びにそれを用いたモニタリングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-242499
公開番号(公開出願番号):特開2008-064591
出願日: 2006年09月07日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】 無線LANによってネットワークを構成すると共に、農産物・気象環境データを収集し、その収集条件を変更制御できるシステムにおけるフィールドサーバ群において、従来は各フィールドサーバ毎に外気湿度センサを配置することにより直接計測する構成であったが、外気湿度センサは外気の微細な埃などにより寿命が短くしかも高湿度では高価な外気湿度センサを必要とした。【解決手段】 そこで、外気湿度センサを使用せず、外気温度センサのみとし、その外気をフィールドサーバ内の測定室内の電子部品を通過させて、その状態の測定室内に内部湿度及び内部温度各センサを配置し、それら3個のセンサにより外気湿度を推定計算して、さらにその推定計算値から各センサの計測誤差、A/Dコンバータ量子化誤差を除去するノンパラメトリック回帰による平滑化手法を適用して、所定時間毎にデータ入力し、重複して平滑化値を取得した範囲を平均化する手段を用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
農産物・気象環境データをリアルタイムで収集すると共に、その収集条件も制御できるように無線LANでネットワーク化されて農場各所に配置されたフィールドサーバにおいて、 前記フィールドサーバは、各種計測用基板を含む電子回路部品及びそれらを制御する中央制御部を収納して、外気から周囲が分離された測定室を少なくとも具備し、 前記測定室の下方に配置され、その測定室に収納された電子部品をクーリングするための電動ファンを設けた外気吸込室と、 その外気吸込室の下部に設けられた塵埃、水滴を防ぐ吸湿性の少ないフィルタ部と、 前記フィルタ部の下に設けられた外気取込予備室と、 前記測定室の上部に設けられ、その測定室の下部から流入するクーリング気流が電子部品を通り加温されてその測定室の上部に流出した気流の温度・湿度を計測するための内部温度センサ及び内部湿度センサと、 前記外気取込予備室内に設けられた外気温度センサと、を少なくともさらに具備し、 前記中央制御部は、前記内部温度センサ及び内部湿度センサから測定室上部の温度、湿度の値を読込み、それらの値から空気の絶対湿度を計算し、続いて前記外気温度センサから外気温度の値を読込み、外気の相対湿度に対する推定計算をセンサからの取得データ入力時刻毎に行い、その時系列データの推定値を記憶装置に蓄積する外気相対湿度推定手段を少なくとも備え、 前記フィールドサーバが塵埃・多湿条件中にあっても長期間連続的に前記時刻毎の時系列湿度推定値を集積できることを特徴とする湿度長期計測用フィールドサーバ。
IPC (3件):
G01W 1/00 ,  G01N 27/00 ,  G01W 1/10
FI (3件):
G01W1/00 L ,  G01N27/00 B ,  G01W1/10 K
Fターム (14件):
2G060AA01 ,  2G060AB02 ,  2G060AE19 ,  2G060BB13 ,  2G060BC02 ,  2G060BD02 ,  2G060HC08 ,  2G060HC13 ,  2G060HC19 ,  2G060HC21 ,  2G060HC22 ,  2G060HD01 ,  2G060HD03 ,  2G060KA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 湿度測定方法および構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-218889   出願人:エー・ウント・エー・エレクトロニック・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング

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