特許
J-GLOBAL ID:200903022597981057

湿式研削用弾性工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234188
公開番号(公開出願番号):特開平5-050380
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 ハイドロプレーニング現象と類似の現象が防止されて、かつ削り残しを生じることなく十分な研削が行われる湿式研削用弾性工具を提供する。【構成】 複数の略円板状の弾性研削砥石10がスペーサ20を間に挟んで回転軸2の軸心に対する垂直面から傾いて組付けられているため、湿式研削用弾性工具1の外周面に回転軸2の軸心に対して傾斜した溝が形成される。このため湿式研削時の研削液がこれらの溝へ逃がされ、弾性研削砥石10の外周面と被加工物との間に必要以上の厚さの水膜が形成されないので、ハイドロプレーニング現象と類似の現象による研削工具1の浮き上がりが防止される。ここで弾性研削砥石10の傾き角θが、弾性研削砥石10およびスペーサ20の軸方向に沿った幅A,B,湿式研削用弾性工具1の直径Dについて、θ=arctan{(A+B)/D}で表される関係にあるので、軸方向の研削の度合いが均一になる。
請求項(抜粋):
複数の略円板状の弾性研削砥石がスペーサを間に挟んで回転軸に組付けられてなる湿式研削用弾性工具であって、前記弾性研削砥石は前記回転軸の軸心に対する垂直面から傾いて組付けられるとともに前記弾性研削砥石の外周面が同じ角度だけ傾けられて前記回転軸の軸心に平行な円筒面とされ、前記弾性研削砥石の前記回転軸の軸心に対する垂直面からの傾き角θが、前記弾性研削砥石の軸方向に沿った幅A,前記スペーサの軸方向に沿った幅B,および前記弾性研削砥石が組付けられた状態での直径Dについて、θ≧max{arctan(A/D),arctan(B/D)}で表される関係にあることを特徴とする湿式研削用弾性工具。
IPC (2件):
B24D 13/08 ,  B24D 13/18

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