特許
J-GLOBAL ID:200903022599163696

ボールスプラインナット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-025374
公開番号(公開出願番号):特開平7-233814
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 ボール転動溝の端部とこれに対応するボール戻り通路の端部とを連通させる湾曲通路の位置精度・形状精度を向上すると共に、ボールスプラインナット端面の強度を向上し、装置のコストアップを抑制する。【構成】 ボールスプラインナット13の両端面であって、ボール転動溝12およびボール戻り通路15が開口された位置に、内周面側が外周面側より大きく切欠かれ且つ円周方向の間隔が端面側において狭められたエンドピース嵌込用凹部18を設け、エンドピース嵌込用凹部18内に、ボール転動溝12の端部とボール戻り通路15の端部とを連通する湾曲通路20と、エンドピース嵌込用凹部18に嵌合する張出し部34とを備えたエンドピース17を嵌合・固定した。
請求項(抜粋):
内周面の軸方向にボール転動溝を有し、当該内周面より外周側となる肉厚内に、前記ボール転動溝と平行なボール戻り通路が形成されると共に、前記ボール転動溝の両端部およびこれに対応する前記ボール戻り通路の両端部に、内周面側が外周面側より大きく切欠かれ且つ円周方向の間隔が端面側において狭められた凹部を端面に形成してなるボールスプラインナットと、前記ボール転動溝とこれに対応するボール戻り通路とを連通する湾曲通路および前記ボールスプラインナットの凹部に嵌合する張出し部を有し、前記凹部に内周面側より嵌め込まれて前記ボールスプラインナットに固定されたエンドピースと、前記ボール転動溝とボール戻り通路および湾曲通路に嵌合された複数のボールと、を含んで構成したことを特徴とするボールスプラインナット装置。

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