特許
J-GLOBAL ID:200903022603246011

固体撮像素子の信号読み出し処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078110
公開番号(公開出願番号):特開平9-247551
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 FPNメモリを用いずに温度変化による暗時FPNを安定に抑圧できるようにした、動画撮像にも対応可能で且つ倍速水平走査を必要とせず、また固体撮像素子内にメモリを必要としない固体撮像素子の信号読み出し処理方法を提供する。【解決手段】 画素群の各行を垂直選択線7-1〜7-4を介して垂直走査回路4に接続し、各列には2本の垂直信号線8-1〜8-8を配設し、各垂直信号線には各列の画素を1つおきに共通に接続する。各列に配設された2本の垂直信号線は水平選択スイッチを介して一方は出力信号線10-1に、他方は出力信号線10-2に接続し、各出力信号線は増幅器12-1,12-2とスイッチ13-1,13-2を介して1Hディレイライン14又は減算器15の-入力端子に接続し、1Hディレイライン14の出力は減算器15の+入力端子に入力して、減算器15よりFPNの抑圧されたビデオ信号を出力する。
請求項(抜粋):
光電変換素子を単位画素とし該単位画素をマトリクス状に配列した画素部と、該画素部の1列あたりにm(mは2以上の整数)本配設した垂直信号線とを有し、各画素列の画素が垂直方向に1画素毎に異なる垂直信号線に接続をされ、m個の水平画素行を同時に水平走査することにより、m個の画素の信号がm本の出力信号線を介してm個の出力端子から同時に読み出せるように構成されたXYアドレス型の固体撮像素子の信号読み出し処理方法において、任意の画素行の各画素の光生成電荷による光信号を読み出した後、該画素行の各画素の光生成電荷をリセットした直後の光生成電荷のない状態の暗時信号を読み出し、外部回路で両読み出し信号のタイミングを合わせた後、前記光信号から前記暗時信号を減算処理することを特徴とする前記固体撮像素子の信号読み出し処理方法。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/146
FI (2件):
H04N 5/335 R ,  H01L 27/14 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247205   出願人:オリンパス光学工業株式会社

前のページに戻る