特許
J-GLOBAL ID:200903022605058506
スローアウェイチップ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325819
公開番号(公開出願番号):特開平6-170614
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】 超硬合金より成るチップ本体1の上面1Aの角部に、超硬合金より成る高硬度焼結体4と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高硬度焼結体5とを層状に形成した切刃部材3が、超高硬度焼結体5の部分をチップ本体1の上面1A側に露出させてろう付けされ、この超高硬度焼結体5の部分には切刃6が形成されるとともに、切刃部材3の上面3Aには凹溝状のチップブレーカー7が形成されている。このチップブレーカー7の底面7Aにおける表面粗さの最大高さRmaxは、切刃6に交差してチップブレーカー7を横断する切屑生成方向F1における最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向F1に交差してチップブレーカー7に沿う切屑排出方向F2における最大高さRmax2の方が、小さく設定されている。【効果】 カールされた切屑の絡まりや飛散等を防いで、効率的な切屑処理が可能となる。
請求項(抜粋):
多角形平板状をなすチップ本体の上面角部に、超硬合金等の高硬度焼結体と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高硬度焼結体とを層状に形成して成る切刃部材が、上記超高硬度焼結体の部分を上記チップ本体の上面側に露出させてろう付けされ、この切刃部材の上面辺稜の上記超高硬度焼結体部分には切刃が形成されるとともに、この切刃に連なる上記切刃部材の上面には、凹溝状のチップブレーカーが形成されて成るスローアウェイチップにおいて、上記チップブレーカーの底面における表面粗さの最大高さRmaxは、上記切刃に交差して当該チップブレーカーを横断する切屑生成方向における表面粗さの最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向に交差して当該チップブレーカーに沿う切屑排出方向における表面粗さの最大高さRmax2が、小さく設定されていることを特徴とするスローアウェイチップ。
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