特許
J-GLOBAL ID:200903022605995550

エッジ強調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329344
公開番号(公開出願番号):特開平7-193716
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】低品質の画像において、位置・形状・本数があらかじめ分かっておらず画素毎に方向の異なるエッジを強調する。【構成】方向画像生成手段102は、画像入力手段100から入力された原画像を、入力画像切り替手段101より入力して、局所的なエッジの方向を求める。その結果に基づきエッジ検出手段103は原画像をエッジと平行な方向には平滑化し、垂直な方向にはエッジ検出を行いエッジ画像を生成する。画像合成手段104は得られた画像を原画像に足し合わせ強調画像を生成する。該強調画像は画像記憶・選択手段105に保持される一方、前記入力画像切り替手段101に渡り、強調操作が繰り返される。繰り返し制御手段106は現在得られた強調画像と過去に得られた強調画像を比較し、上記操作の繰り返しを制御し、過去の強調画像の方が好ましいか、もしくは繰り返し回数が設定した回数に達したならば、該強調画像を出力として画像表示手段107に送る。
請求項(抜粋):
入力画像切り替え手段と方向画像生成手段とエッジ検出手段と画像合成手段と画像記憶・選択手段と繰り返し制御手段とから構成されるエッジ強調装置において、前記入力画像切り替え手段は、外部の画像入力装置に入力された画像である原画像を前記方向画像生成手段に渡し、該原画像を送った後は前記画像合成手段から来る強調画像を、前記方向画像生成手段に渡し、前記方向画像生成手段は、前記入力画像切り替え手段から与えられた画像から、局所的なエッジの方向を示す方向画像を求め、前記エッジ検出手段は、前記方向画像を基に、前記画像入力手段から来る前記原画像に対してエッジと平行な方向には平滑化、エッジと垂直な方向には微分を施したエッジ画像を求め、前記画像合成手段は、得られたエッジ画像をあらかじめ設定した重みに応じて前記原画像に足し合わせ、その結果を前記画像記憶・選択手段と前記画像入力切り替え手段に送り、前記画像記憶・選択手段は、前記画像合成手段により得られた強調画像を入力し、それをあらかじめ設定した評価基準で評価し、その得点が既に保持し評価した強調画像の得点より高い場合は前記保持した強調画像を前記入力した強調画像に置き換えて保持し、得点が低い場合は前記入力した強調画像を消去すると供に前記繰り返し制御手段に繰り返し終了制御信号を送ると供に保持している強調画像を外部の画像表示装置に出力し、前記繰り返し制御手段は、前記画像入力手段から画像が入力されるのに同期して、前記入力画像切り替え手段、前記方向画像生成手段、前記エッジ検出手段、前記画像合成手段、前記画像記憶・選択手段に動作開始のための動作開始制御信号を送り、設定された繰り返し回数に到達するか、又は前記画像記憶・選択手段から繰り返し終了制御信号が来たら、前記入力画像切り替え手段、前記方向画像生成手段、前記エッジ検出手段、前記画像合成手段に動作終了のための動作終了制御信号を送ると供に前記画像表示手段に最終的に選択された強調画像を出力することを特徴とするエッジ強調装置。
IPC (3件):
H04N 1/409 ,  G06T 5/20 ,  G06T 9/20
FI (3件):
H04N 1/40 101 D ,  G06F 15/68 405 ,  G06F 15/70 335 Z

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