特許
J-GLOBAL ID:200903022608988776

高周波誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095891
公開番号(公開出願番号):特開平5-270847
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 実質的に1つの誘導加熱コイルを使用しても第1,第2の被加熱物の温度を夫々同一の設定温度に維持することを目的とする。【構成】 誘導加熱コイル1の内部に収容した上側及び下側金型3,4の温度を温度検出手段5,6で夫々検出する。そして、平均温度算出回路9で各金型の平均温度を算出し、加熱温度制御回路11で平均温度と基準電源12からの基準温度とが常に等しくなるように電源2の出力を制御する。それと同時に、温度差算出回路10で各金型の温度を算出し、その温度差に応じた出力信号を位置制御回路13に送る。位置制御回路はその温度差信号が常に零になるようにモータ17を右あるいは左に回転させてネジ棒15とナット16を介して誘導加熱コイル1を上下動させることにより各金型に生じる誘導電流を夫々独立に制御する。その結果、各金型の温度を設定した同一温度に保つことができる。
請求項(抜粋):
誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルの加熱領域内に配置される第1,第2の被加熱物と、該誘導加熱コイルに接続された1つの電源と、前記第1,第2の被加熱物の各温度を測定するための第1,第2の温度測定手段と、該第1,第2の温度測定手段の各出力信号から第1,第2の被加熱物の平均温度を算出するための平均温度算出回路と、前記第1,第2の温度測定手段の出力信号から第1と第2の被加熱物間の温度差を算出するための温度差算出回路とを備え、前記平均温度算出回路からの出力信号に基づいて前記電源の出力を制御すると共に、前記温度差算出回路からの出力信号に基づいて前記第1,第2の被加熱物と誘導加熱コイルとの相対的な位置を変化させる手段を設けたことを特徴とする高周波誘導加熱装置。
IPC (2件):
C03B 11/12 ,  H05B 6/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-083725

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