特許
J-GLOBAL ID:200903022609992181
下水中継ポンプ場の運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-008226
公開番号(公開出願番号):特開平9-195371
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 必要時においてのみ破砕機の運転を行って運転効率を良くし、動力の浪費を抑えるとともに、破砕機によって細かく破砕された塵芥や木片などの異物が除塵機とし渣脱水機に残留する事態の発生を回避する。【解決手段】 流入渠4の水位が破砕機6および除塵機8の運転開始水位MWL以上に到達した場合、この水位MWLを第1水位検出手段10によって検出し、流入ゲート3を開成して、流入渠4の汚水を流入水路2から吸水槽5に流下させて、破砕機6および除塵機8の運転を行い、吸水槽5の水位がポンプPの運転開始水位HWLに上昇した場合、ポンプPの運転を開始する。一方、吸水槽5の水位がポンプPの運転停止水位LWLまで低下して、ポンプPおよび破砕機6の運転を停止して所定時間経過したのちに、除塵機8の運転を停止し、除塵機8の運転が停止して所定時間経過したのちに、し渣脱水機9の運転を停止するようにしている。
請求項(抜粋):
管渠と流入水路の間に流入ゲートによって開閉される流入渠が設けられ、前記流入ゲートの開成状態で前記管渠から流入渠に流下してきた水を前記流入水路から吸水槽に導入して、該吸水槽に設置されているポンプによって吸い上げるように構成されているとともに、水とともに流入水路に流下してきた塵芥などの異物を破砕する破砕機と、この破砕機によって破砕された塵芥などの異物を流入水路から引揚げて除去する除塵機と、この除塵機によって引揚げられた塵芥などの異物を受取って脱水するし渣脱水機を備えたポンプ場において、前記流入渠の水位が破砕機および除塵機の運転開始水位以上に到達した場合、この水位を第1水位検出手段によって検出し、流入ゲートを開成し、検出した第1水位信号を制御手段に入力し、該制御手段から前記入力された第1水位信号に基づいて前記破砕機および除塵機に運転開始信号を出力してこれらの運転を開始させるとともに、前記し渣脱水機を除塵機に連動して運転を開始させ、前記吸水槽の水位がポンプの運転開始水位に上昇した場合、この水位を第2水位検出手段によって検出し、検出した第2水位信号を制御手段に入力し、該制御手段から前記入力された第2水位信号に基づいてポンプに運転開始信号を出力してポンプの運転を開始し、ポンプの運転により吸水槽の水位がポンプの運転停止水位まで低下した場合、この水位を第2水位検出手段によって検出し、検出した第3水位信号を制御手段に入力し、該制御手段から前記入力された第3水位信号に基づいてポンプに運転停止信号を出力してポンプの運転を停止させるとともに、前記破砕機に運転停止信号を出力して破砕機の運転を停止させ、破砕機の運転停止から所定時間経過後に前記制御手段から前記除塵機に運転停止信号を出力して除塵機の運転を停止させ、除塵機の運転停止から所定時間経過後に前記制御手段から前記し渣脱水機に運転停止信号を出力してし渣脱水機の運転を停止させることを特徴とする下水中継ポンプ場の運転方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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