特許
J-GLOBAL ID:200903022617781530

円筒型非水電解液二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-281028
公開番号(公開出願番号):特開平7-134984
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【構成】 円筒型非水電解液二次電池において、負極合剤として、少なくとも(002)面の面間隔が3.70Å以上,真密度が1.70g/cm3 未満,且つ空気気流中における示差熱分析で700°C以上に発熱ピークを有しない炭素質材料と、炭素繊維及び結着剤よりなる混合物を用いる。【効果】 負極が十分に体積膨張し、これにより渦巻状電極体外周と電池缶内周のクリアランスが埋まって電極の巻き緩みが防止され、負極/正極間に適度な圧力が生じる。したがって、電池反応が円滑に進行するようになり、高い電池容量が確保できるとともに優れたサイクル特性が得られる。
請求項(抜粋):
板状負極と板状正極とがセパレータを介して積層され、この積層体が渦巻き状に巻回されることで構成された渦巻状電極を有し、上記板状正極は、板状の正極集電体表面に、少なくともリチウム遷移金属複合酸化物,導電剤及び結着剤よりなる正極合剤が塗布されてなり、上記板状負極は、板状の負極集電体表面に、少なくとも(002)面の面間隔が3.70Å以上,真密度が1.70g/cm3 未満,且つ空気気流中における示差熱分析で700°C以上に発熱ピークを有しない炭素質材料と、炭素繊維及び結着剤よりなる負極合剤が塗布されてなることを特徴とする円筒型非水電解液二次電池。
IPC (3件):
H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40

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