特許
J-GLOBAL ID:200903022619835653

サージ吸収素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉村 静世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-009854
公開番号(公開出願番号):特開2002-216929
出願日: 2001年01月18日
公開日(公表日): 2002年08月02日
要約:
【要約】【課題】 放電遅れと破壊に至る続流の発生を防止でき、経時的にサージ吸収性能が劣化しないサージ吸収素子を提供する。【解決手段】 絶縁性容器(2)内に主電極(3)を立設し、主電極の間にフローティング電極(4)を配置し、フローティング電極に接続するトリガ電極(5)を前記主電極の先端に対向配置する。主電極間に、過電圧が印加されると、主電極とトリガ電極との間の電界強度の方が先に高まり、その部分で相対的に放電遅れの少ない放電が開始され、これをトリガとして、主電極の対向面間で大きな電流が流れ、サージが吸収される。トリガ電極は主電極間の放電経路に入っていないから、主電極間の放電による電子衝撃及びイオン衝撃で壊散した電極材料等がトリガ電極に衝突して堆積することはない。トリガ電極と主電極先端との間で形成できる放電電流は僅少であり、これが大きな持続放電を生ずることはなく、サージ吸収後に破壊に至る続流は維持されない。
請求項(抜粋):
絶縁性の容器と、前記容器内に片持ちで立設され相互に所定距離をもって対向された複数本の主電極と、前記主電極に導通し容器外に導出されたリード電極と、前記複数本の主電極から離間して前記容器内に立設され前記容器外とは絶縁されたフローティング電極と、前記複数本の主電極の先端に前記所定距離よりも短い距離をもって対向し且つ前記フローティング電極に導通固定されたトリガ電極と、前記容器に充填された不活性ガスと、を有して成るものであることを特徴とするサージ吸収素子。
IPC (4件):
H01T 2/02 ,  H01T 1/22 ,  H01T 4/12 ,  H02H 9/06
FI (4件):
H01T 2/02 F ,  H01T 1/22 ,  H01T 4/12 F ,  H02H 9/06
Fターム (3件):
5G013BA02 ,  5G013CB04 ,  5G013DA01

前のページに戻る