特許
J-GLOBAL ID:200903022621052011

移動体通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023653
公開番号(公開出願番号):特開平9-219883
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 各基地局の高出力化を行っても、基地局間干渉が起こらないようにすること。【解決手段】 センター局3は各基地局のCPU18から各基地局のリンクビジー及びトラフィック量をサイクリックに収集する。センター局3は収集したデータからリンクビジー量が閾値を越えた例えば基地局CS2を見付けると、全ての基地局にその送信出力減少とキャリアセンス低下指令を出す。この指令を受けた基地局CS1のCPU18はアテネータ16を減衰ありにして、送信信号の出力レベルを減少させると共に、キャリアセンスを低下させてサービスエリアを縮小し、基地局が他の基地局の通話チャネルの使用を自局の通話チャネルの使用と間違えることを無くすことにより、基地局間干渉を回避して、移動局による常に円滑な通信を確保する。
請求項(抜粋):
情報の送受信を行う移動体端末と、これら移動体端末相互間或いは、公衆回線網との通信を中継する複数の基地局と、前記公衆回線網に接続されて前記各基地局の制御を行うセンター局とを有する移動体通信システムにおいて、前記各基地局に、送信出力レベルを変化可能な送信出力回路と、この送信出力回路から出力される送信信号レベルの大きさを前記センター局からの指令により制御する出力制御手段と、前記センター局からの指令によりキャリアセンスレベルを変化させるキャリアセンス制御手段とを具備すると共に、前記センター局に、前記基地局の出力制御手段及びキャリアセンス制御手段に前記公衆回線網を通して送信出力可変及びキャリアセンス可変指令を出す基地局間干渉制御手段とを具備したことを特徴とする移動体通信システム。

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