特許
J-GLOBAL ID:200903022644005940
流体封入式能動型防振装置およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-400983
公開番号(公開出願番号):特開2002-195342
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 受圧室の壁部の一部を構成する加振板をアクチュエータで加振することにより該受圧室を圧力制御するようにした流体封入式能動型防振装置において、互いに別体形成されたアクチュエータの防振装置本体に対する組付作業性を向上せしめること。【解決手段】 ヨーク部材134をコイル118の軸方向両側に突出させて磁極部を周方向に延びるようにして形成する一方、磁性材からなる加振部材102を該ヨーク部材134の外周側に離隔して対向配置せしめて、それらヨーク部材134と加振部材102に対して軸方向の相対的駆動力が及ぼされるようにした、特定構造の電磁石式駆動手段98をアクチュエータとして採用すると共に、第二の取付部材12に固定されるカップ状の保持金具168に該電磁石式駆動手段98を収容配置せしめて、電磁石式駆動手段98における加振部材102を加振板93に対して連結固定すると共に、電磁石式駆動手段98のヨーク部材134を保持金具168の底壁部に貫通固定させた。
請求項(抜粋):
第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結することにより、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて振動が入力される受圧室を形成し、該受圧室に非圧縮性流体を封入する一方、該受圧室の壁部の別の一部を加振板で構成すると共に、該加振板を挟んで該受圧室と反対側に、該加振板を加振駆動するアクチュエータを配設して、該加振板を該アクチュエータで加振することにより該受圧室を圧力制御するようにした流体封入式能動型防振装置において、磁性材からなるヨーク部材をコイルに挿通配置せしめると共に、該ヨーク部材を該コイルの軸方向両側に突出せしめて、該コイルの軸方向両側においてそれぞれ周方向に延びる磁極部を該ヨーク部材によって形成する一方、磁性材からなる筒状の加振部材を該ヨーク部材の外周側に離隔して軸方向に相対変位可能に配設すると共に、それらヨーク部材と加振部材を軸方向で弾性的に相対位置決めする弾性支持部材を設け、更に該加振部材において該ヨーク部材の各磁極部の外周側に離隔して且つ軸方向に偏倚して対向位置せしめられた環状の吸引部を形成して、前記コイルへの給電によって前記磁極部と前記吸引部の間に作用せしめられる磁力に基づいて、前記ヨーク部材と前記加振部材に対して軸方向の相対的駆動力が及ぼされるようにした電磁石式駆動手段によって前記アクチュエータを構成する一方、前記第二の取付部材に固定されるカップ状の保持金具を設けて、該保持金具の内部に該電磁石式駆動手段を収容配置せしめて、該電磁石式駆動手段を前記加振板の加振軸上に同軸的に配設し、該電磁石式駆動手段の軸方向一方の端部において前記吸引部を前記加振板に対して連結固定すると共に、該電磁石式駆動手段の軸方向他方の端部において前記ヨーク部材を前記保持金具の底壁部に貫通固定せしめたことを特徴とする流体封入式能動型防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K 5/12 G
, F16F 13/00 630 Z
Fターム (8件):
3D035CA05
, 3D035CA34
, 3J047AA03
, 3J047CA12
, 3J047CB10
, 3J047FA02
, 3J047FA03
, 3J047GA01
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