特許
J-GLOBAL ID:200903022647723461
車両制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-301340
公開番号(公開出願番号):特開2004-137919
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】電源の瞬断によって、運転回数と故障診断回数のいずれが不揮発性メモリに未書き込みであるか判別すること。【解決手段】バックアップRAMに記憶された運転回数、故障診断回数を不揮発性メモリ21に書き込む際、運転回数を分母とし故障診断回数を分子とする故障診断頻度を演算し、この故障診断頻度を最初に書き込む。そして、不揮発性メモリ21から読み出した運転回数と故障診断回数とから演算される演算故障診断頻度と、不揮発性メモリ21に記憶された記憶故障診断頻度とを比較する。両者が不一致である場合、最初に書き込まれた記憶故障診断頻度が書き込み処理によって更新され、後に書込予定の運転回数と故障診断回数の少なくとも一方が電源の瞬断によって未書き込みであると推測できる。そして、記憶故障診断頻度が正しいので、未書き込みであるのが、運転回数か、故障診断回数か、もしくは両方であるのかを判別できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両に搭載された車載機器を制御する車両制御装置であって、
車両が所定の運転状態となったことを検出する検出手段と、
前記車両が所定の運転状態となった回数である運転回数を記憶する第1記憶手段と、
前記検出手段によって車両が所定の運転状態となったことが検出される毎に、前記第1記憶手段に記憶される運転回数を1回分増加する運転回数更新手段と、
所定の条件が満足された場合に前記車両制御装置における診断対象の故障診断を実施する故障診断手段と、
前記故障診断手段によって故障診断が実施された回数である故障診断回数を記憶する第2記憶手段と、
前記故障診断手段によって前記故障診断が実施される毎に、前記第2記憶手段に記憶される故障診断回数を1回分増加する故障診断回数更新手段と、
前記第1記憶手段に記憶された前記運転回数を分母とし、前記第2記憶手段に記憶された前記故障診断回数を分子として、故障診断頻度を演算する演算手段と、
記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
前記第1記憶手段及び第2記憶手段にそれぞれ記憶された前記運転回数及び前記故障診断回数と、前記演算手段によって演算された前記故障診断頻度とを前記不揮発性メモリに書き込む書込手段と、
前記不揮発性メモリに書き込んで記憶された前記運転回数と前記故障診断回数とから故障診断頻度を演算し、この演算故障診断頻度と前記不揮発性メモリに書き込んで記憶された記憶故障診断頻度とを比較することにより、前記不揮発性メモリに記憶されている前記運転回数及び故障診断回数の適否を判別する判別手段とを備えることを特徴とする車両制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F02D45/00 376E
, F02D45/00 376B
, G05B23/02 T
Fターム (17件):
3G084BA11
, 3G084DA26
, 3G084DA27
, 3G084EB06
, 3G084EB22
, 3G084FA00
, 3G084FA02
, 3G084FA05
, 3G084FA20
, 3G084FA29
, 3G084FA36
, 5H223AA10
, 5H223CC08
, 5H223DD03
, 5H223DD09
, 5H223EE06
, 5H223FF09
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