特許
J-GLOBAL ID:200903022653141520

セルフポンピング式ショックアブソーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319292
公開番号(公開出願番号):特開平8-150822
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 ポンプ効率を可変にし、車高調整効率を犠牲にすることなく乗り心地性を向上させる。【構成】 低圧室22より上室52へオイルを供給するポンプ104はポンプシリンダ部材46と、ポンプシリンダ部材と共動してポンプ室50を郭定するポンプロッド48と、低圧室とポンプ室とを接続する低圧通路56と、低圧通路よりポンプ室へ向うオイルの流れを許す吸入弁64とを有する。吸入弁の閉弁時の弁開度を制御する制御ロッド92と、低圧通路と上室とを接続する制御孔102と、制御ロッドに担持され制御孔の連通を遮断する遮断弁94と、制御ロッドを駆動するアクチュエータ96とを有し、遮断弁は吸入弁の弁開度が所定値以上になるよう制御ロッドが駆動されると制御孔の連通を許すよう構成されている。
請求項(抜粋):
相対的に往復動可能に互いに嵌合し互いに共働して作動流体室を郭定するピストン及びシリンダと、前記ピストン若しくは前記シリンダに設けられた減衰力発生機構と、低圧室と、前記作動流体室と連通する高圧室と、前記ピストン及び前記シリンダの相対運動により前記低圧室より前記高圧室へ作動流体を供給するポンプとを有し、前記ポンプは前記ピストンのロッド部に設けられたポンプシリンダ孔と、一端にて前記シリンダに固定され前記ポンプシリンダ孔に往復動可能に嵌合し前記ポンプシリンダ孔と共働してポンプ室を郭定するポンプロッドと、少くとも前記ポンプピストン内に延在し前記低圧室と前記ポンプ室とを連通接続する低圧通路手段と、前記ポンプロッドに設けられ前記低圧通路手段より前記ポンプ室へ向かう作動流体の流れを許す吸入弁とを有するセルフポンピング式ショックアブソーバに於て、前記ポンプロッド内に移動可能に配置され前記吸入弁の閉弁時の弁開度を制御する制御ロッドと、前記ポンプロッドに設けられ前記低圧通路手段と前記作動流体室とを連通接続する第一の制御孔と、前記制御ロッドに担持され前記第一の制御孔の連通を遮断する第一の遮断弁と、前記制御ロッドを駆動する駆動手段とを有し、前記第一の遮断弁は前記吸入弁の弁開度が所定値以上になるよう前記制御ロッドが駆動されると前記第一の制御孔の連通を許すよう構成されていることを特徴とするセルフポンピング式ショックアブソーバ。

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