特許

J-GLOBAL ID：200903022654473179

水系ポリウレタン樹脂の製造方法

発明者： 黒澤 孝彦 ,  加藤 稔 ,  平春 晃男
出願人/特許権者： 日本合成ゴム株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 俊一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-310996
公開番号（公開出願番号）：特開平8-165318
出願日： 1994年12月14日
公開日（公表日）： 1996年06月25日
要約：

【要約】【目的】 エマルジョン安定性などの安定性に優れ、かつ伸び、機械的強度および耐水性などの樹脂物性に優れた自己架橋性の水系ポリウレタン樹脂を、溶剤の回収工程を含まずに製造することができる水系ポリウレタン樹脂の製造方法を提供する。【構成】 (a) 数平均分子量500〜5000のポリオール化合物、(b) ポリイソシアネート化合物、(c) イソシアネート基と反応性の基およびイオン性基を有する化合物、(d) イソシアネート基と反応性の基を有するエチレン性不飽和単量体および(e) 有機スズ系硬化触媒をそれぞれ特定量で反応させて得られるウレタンプレポリマー[A-1] と、(f) イソシアネート基と非反応性のエチレン性不飽和単量体とを、ラジカル重合開始剤の存在下に、水媒体中で重合させている。また上記の成分(f) は、ウレタンプレポリマー調製時に用いてもよい。

請求項（抜粋）：

(a) 数平均分子量500〜5000のポリオール化合物:30〜90重量%、(b) ポリイソシアネート化合物:1〜50重量%、(c) イソシアネート基と反応性の基およびイオン性基を有する化合物:0.1〜20重量%、(d) イソシアネート基と反応性の基を有するエチレン性不飽和単量体:0.1〜25重量%、および(e) 有機スズ系硬化触媒:0〜5重量%を反応させて得られるウレタンプレポリマー[A-1] :100重量部と、(f) イソシアネート基と非反応性のエチレン性不飽和単量体:25〜600重量部とを、ラジカル重合開始剤の存在下に、水媒体中で重合させることを特徴とする水系ポリウレタン樹脂の製造方法。

IPC (3件)：

C08F290/06 MRX ,  C08F 2/22 MBS ,  C08G 18/67 NFA