特許
J-GLOBAL ID:200903022659826231

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232947
公開番号(公開出願番号):特開平10-076820
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 カーカス本体の被覆ゴムのコードに対する耐剥離性を向上させることで折返し端部の高度なレベルの耐セパレーション性を十分に発揮させる空気入りラジアルタイヤを提供する。【解決手段】 カーカスの本体と折返しとの間のゴムフィラは3種類のJIS硬度が互いに異なるゴム種を有し、これらゴム種のうち、最大硬度を有する最硬質ゴムは折返し端を通るカーカス本体外側表面の法線を挟むタイヤ半径方向両側領域の少なくとも外側領域でカーカス本体側に配置し、最大硬度と最小硬度との間の硬度を有するゴムは応力緩和ゴム層としてカーカス本体外側表面と最硬質ゴムとの間に接触配置し、最小硬度をもつ最軟質ゴムは折返し内側表面に沿って配置して成り、応力緩和ゴム層はカーカスのコード被覆ゴム以下の硬度を有する。
請求項(抜粋):
トレッド部とその両側に連なる一対のサイドウォール部及び一対のビード部とからなり、これら各部をビード部内に埋設したビードコア相互間にわたり補強する1プライ以上のゴム被覆ラジアル配列コードのカーカスと、該カーカスの外周でトレッド部を強化するベルトとを有し、カーカスは各ビードコアの周りを内側から外側に巻上げた折返しと残余のカーカス本体とを有し、ビードコアからカーカス本体の外側表面に沿い折返しとの間でトレッド部端に向け先細り状に延びるゴムフィラを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、上記ゴムフィラは3種類のJIS硬度が互いに異なるゴム種を有し、これらゴム種のうち、最大硬度を有する最硬質ゴムは、タイヤ断面にて折返し端を通るカーカス本体外側表面の法線を挟むタイヤ半径方向両側領域の少なくとも外側領域でカーカス本体側に配置し、最大硬度と最小硬度との間の硬度を有するゴムは、応力緩和ゴム層としてカーカス本体外側表面と最硬質ゴムとの間に接触配置し、最小硬度をもつ最軟質ゴムは折返し内側表面に沿って配置して成り、かつ応力緩和ゴム層はカーカスのコード被覆ゴムの硬度以下の硬度を有することを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/18
FI (4件):
B60C 15/06 B ,  B60C 15/06 C ,  B60C 15/06 F ,  B60C 9/18 G

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